北アイルランドの暴動は2日目に 警官が負傷、家屋が焼失
北アイルランドの町で、地元の十代の少女が性的暴行を受けたとされる事件を受けて、暴徒らが「外国人」を標的にしていると報じられている。
北アイルランドのバリーメナで、性的暴行疑惑に対する抗議活動を受けて警察が「人種差別が動機」と表現した騒乱が起きた 2日目の夜、覆面をした暴徒数百人が警察を襲撃し、家屋や車に火を放った。
警察は、首都ベルファストから約 45キロ離れたこの町で火曜 (6月10日)夜に「深刻な騒乱」が発生したと発表し、住民にその地域を避けるよう呼びかけた。
ロイター通信によると、暴徒らが近くの壁を倒して集めた火炎瓶や鉄製の足場柱、石による攻撃を警官たちは受けた。暴徒鎮圧装備を身に着け装甲車を運転する警官たちは放水砲とプラスチック警棒による発砲で応戦した。
報道によれば、一軒の家が全焼し、暴徒らは別の家に放火しようとしたほか、数台の車が放火された。
火を放たれて炎上する家屋
RadioGenoa
ベルファスト・テレグラフ紙は、バリミーナの住民の一部は攻撃を避けるため玄関に国籍を示す印を付け始めたと報じた。一方、アイルランドのメディアは、現在英国領となっている北アイルランドの他の町や都市でも抗議活動を行うよう呼びかけられている、と報じている。
月曜日の早朝の暴動では、住宅4棟が火災で損壊し、他の住宅や店舗の窓やドアが破壊された。警察は人種差別を動機とした憎悪攻撃として捜査しているという。
騒乱は月曜日夜、土曜日に性的暴行事件が発生したとされるバリミーナ地区で行われた追悼集会の後、初めて発生した。警察によると、騒動はマスク姿の人々が「追悼集会を抜け出し、バリケードを築き、ミサイルを備蓄し、家屋を襲撃し始めた」ことから始まった。
地元メディアの報道によると、10代の少女への強姦未遂の疑いで警察に告発された 2人の少年は同日早朝、出廷し、ルーマニア語の通訳を要請していたという。
移民人口が多いこの町では、火曜日を通して緊張が高まった状態が続き、住民は事件の様子を「恐ろしい」と表現し、関与者は「外国人」を狙っていると記者団に語った。
「この暴力は明らかに人種差別的な動機によるもので、わが国の少数民族コミュニティと警察を標的にしていた」と北アイルランドのライアン・ヘンダーソン警察副本部長は述べた。
北アイルランド警察は、住宅や企業に対する「ヘイト攻撃」を捜査中であり、月曜日の暴動で警官15人が負傷し、中には病院での治療が必要な者もいると発表した。
マイコメント
日本でもクルド人による犯罪が問題になっていて、今後移民がさらに増えてくると
同じような犯罪が急増する可能性が高いです。
しかし、日本人は大人しいので北アイルランドのような暴動は起きないでしょう。
むしろ、暴動を起こすのは移民の方です。
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