トランプはイスラエルの資産★イスラエルロビーやスポンサー、パランティアとの深い関係
アメリカはユダヤに支配されている。
いつもお世話になっている方から、アメリカにおけるイスラエルロビーの影響力が知りたいとご質問をいただきました。
ただ、アメリカでの「イスラエルの影響力全般」と考えると、政治だけではなく、メディアやSNSなどのビックテックを含めた経済界、一部のキリスト教によるシオニズムの推奨など宗教など、根深く、幅が広いのでそのままだとテーマが大きすぎ、本が何冊も書けそうな広くて深い内容なので、今回は今期のトランプ陣営とロビーや一部のスポンサーの関係に絞ってまとめます。
しかも情報量が多いので、とても一つにはまとめきれません。
とにかく、ユダヤ系勢力が長年、アメリカを支配しています。
【参考動画】
(ツイッター🔗)
最も広く知られるアメリカのイスラエルロビーはAIPACと言えますが、その他にもたくさんロビー団体はあり、一部ではトランプは他のロビイストからAIPAC以上の献金を受け取っているとも言われています。
ちなみにここにはトランプの人事だけですが、AIPACはバイデンやカマラ・ハリスなどにも多額の献金をしていますので、大統領選挙の間も、「どちらが勝ってもイスラエルの勝ちは決まっている」と批判されていました。
私はむしろ、トランプはイスラエル右派(シオニスト)に選ばれて、「当選させられた」と考えているタイプです。
★トランプのイスラエル好きは筋金入りで否定しようがない
日本にはトランプはシオニストではない、と酷い曲解をしている人も多いんですけど、トランプさんは心からイスラエルが大好きで、崇拝していますし、これは彼の父の代からすでに始まっていたことです。
ちなみにネタニヤフとの親交もトランプの父親から始まっていましたし、娘婿のクシュナーを通してもランプはネタニヤフと繋がっています。
「ドナルド・トランプの父親はあまりにもイスラエル支援に熱心で、人々からユダヤ系だと思われていたくらいだった」
(リンク)
その他のトランプとユダヤ系繋がりのネタは、Facebookやテレグラムに無数に投稿しています。
「ユダヤ系コミュニティからのギフトを誇らしげに自慢するトランプ」
(動画リンク)
「10年ほど前までは、イスラエルがアメリカの議会を完全に掌握していたのに、今は支配力を弱めているのが残念だ」と語るトランプの動画
(動画リンク)
トランプと長い付き合いのネタニヤフも同じような発言をしていました。
しかしトランプの人事を掘り下げるとわかるとおり、ほぼ全員がユダヤ系かシオニストで構成されています。
むしろ今、トランプ勝利を通してアメリカにおけるイスラエルの支配力はかなり強くなっていますね。
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AIPAC(アメリカ・イスラエル公共問題委員会)のサイトより
トランプ陣営とイスラエルロビーのAIPACの深いつながりまとめ
トランプ政権
★ドナルド・トランプ大統領(最大のドナーはアデルソン夫妻)
献金総額(内訳スプレッドシート): $230,473,622(約335億円)
私たちの最新の分析は、2020年以来ドナルド・トランプ大統領に利益をもたらす親イスラエルの利益団体による支出に2億3000万ドル以上を明らかにしました。
そのうちでも、ミリアム・アデルソンのPreserve America PACは、トランプを助けるために米国大統領選挙に2億1500万ドル(約313億円)以上を注ぎ込み、断然最大の支出者です。
AIPACの同盟である共和党のユダヤ人連合は、2020年以降、トランプを支援するために1400万ドルを費やしています。
AIPACが公開しているトランプへの支援の内訳がこちらです
つまり、AIPACからの献金として、色んなイスラエルの支援者や団体がそれぞれ出資しているということですね。
副大統領のJDヴァンスは、イスラエル・ロビーから16万7000ドル以上の選挙献金を受け取っています。
ヴァンスのメンターである親イスラエルの億万長者ピーター・ティールは、2022年のオハイオ州の上院選挙で米国に1500万ドルを費やしました。
ティールは、イスラエルがガザのパレスチナ人の「殺害リスト」を生成するのを支援するCIAが支援する分析会社である パランティア・テクノロジー社(Palantir Technologies )を設立した人物で、パランティアは、イスラエルがガザ地区のパレスチナ人の「殺害リスト」を作成するのを支援するCIA支援の分析企業です。
2024年1月、パランティア社はイスラエル国防省との戦略的パートナーシップに合意し、ガザのジェノサイドに使用される技術を供給しています。
トランプ陣営とパランティア社のずぶずぶな繋がり
(トランプとヴァンスのハンドラーの一人、ピーターティールについて
パランティア社についてのネタも多いので、それは今度別にまとめたいと思います。
★ピート・ヘグセス国防長官
トランプ大統領は、FOX & Friends Weekendの共同司会者であるピート・ヘグゼス氏を国防長官に指名。
ヘグゼス氏は熱狂的なキリスト教シオニストで、親イスラエルのタカ派ですが、驚くほど経験不足である。上院での承認投票は51対50で、賛成多数で可決されたが、可決が可決されなかったため副大統領が介入した。ヘグゼス氏は、米国史上、国防長官の中で最も少ない承認票数を獲得しました。
ピート・ヘグゼス氏は、二国家共存案を「口先だけの約束」であり「事実上、頓挫」したと述べ、停戦交渉を「ハマスによる脅迫」と非難しています。
2016年、ヘグゼス氏は軍隊での経験が自分をイスラエル支持者へと変えたと述べています。
「軍隊に入り、イラクで任務に就いた後、私は異なる世界観を目の当たりにし、世界におけるイスラエルの立場、そして反ユダヤ主義の根源を理解し始めました。
…これは、もはや消え去ることのない神秘的な国ではなく、選ばれた民の物語なのです。」
ヘグゼス氏はまた、「これはイスラエルが終わらせなければならない戦いであることは間違いない」と述べ、「主流メディアによるパレスチナ国家樹立の呼びかけ」を嘆きました。
2020年には、イランのインフラ、そしておそらくは文化遺産の破壊を目的とした大規模な米軍による攻撃を呼びかけています。
★ マルコ・ルビオ 国務長官兼国家安全保障担当大統領補佐官 (アデルソン夫妻)
フロリダ州選出の元上院議員、マルコ・ルビオ氏は、2010年に上院議員に初当選して以来、AIPAC(イスラエル・ロビー団体)から100万ドル以上の選挙資金を集めました。
ルビオ氏はアデルソン氏の後継者であり、故シェルドン・アデルソン氏に育てられました。アデルソン氏はルビオ氏の2016年大統領選にも寄付をしています。
2015年、2016年大統領選挙の直前、ドナルド・トランプ氏は「シェルドン・アデルソンはルビオ氏を自分の完璧な操り人形に仕していました。
2025年、ルビオ氏は、故シェルドン・アデルソン氏の妻ミリアム・アデルソン氏の強い要請により、トランプ氏の国務長官に任命されました。
アデルソン氏は、自身のPAC「Preserve America」を通じて、トランプ氏の2024年選挙キャンペーンに1億2000万ドルを寄付していました。
2025年のAIPAC議会サミットにおいて、AIPACのCEOであるエリオット・ブラント氏は、トランプ政権の国家安全保障担当トップ3名への影響力を高めてきたと自慢しました。ブラント氏は、AIPACが政府内部の議論に「アクセス」できる3名のうちの1人として、マルコ・ルビオ氏を具体的に挙げました。
★ クリスティー・ノエム国土安全保障長官
トランプ大統領は、サウスダコタ州知事クリスティー・ノエム氏を国土安全保障長官に任命しました。
2024年3月、彼女はイスラエル批判と反ユダヤ主義を混同する法案に署名し、アメリカにおける言論の自由を検閲しようとするイスラエル・ロビーの活動を支持しました。
★マイク・ウォルツ 米国国連大使候補
元米国下院議員(フロリダ州第6選挙区)のマイケル・ウォルツ氏は、AIPACとその支持者から25万ドル近くの選挙資金を受け取っています。
AIPACのCEO、エリオット・ブラント氏は、2025年のAIPAC議会サミットにおいて、同組織がトランプ政権の国家安全保障担当トップ3名への影響力を高めてきたと自慢しました。ブラント氏は、AIPACが政府内部の議論に「アクセス」できるようにする3名のうちの1人として、マイク・ウォルツ氏を具体的に挙げました。
【補足情報】
・ウォルツはトランプ抜きでネタニヤフとこっそりイラン侵攻の話をしていたため、 国家安全保障問題担当大統領補佐官を解任されて、ちょうど座が開いていた「国連大使候補」に更迭されました。
(エルサレムポスト)
ちなみに、当初、国連大使に指名されていた エリーゼ・ステファニック(左から三番目)もミリアム・アデルソンの「お気に入り」です。
「ZOA (アメリカ・シオニスト組織) は、トランプ大統領がイスラエルの友人として素晴らしい人材を任命したことを強く称賛します。
ルビオ上院議員、ハッカビー知事、ステファニック議員、ゼルディン議員、ノエム知事、ウォルツ議員、ピーター・ヘグゼス議員、ジョン・ラトクリフ議員です 」
★パム・ボンディ司法長官
フロリダ州の元司法長官パム・ボンディ氏は、選出された職務において「フロリダ州はイスラエルを支持する」と宣言し、親イスラエル決議を支持してきた経歴を持つ。
2023年10月のインタビューで、ボンディ氏は、言論の自由を行使し、イスラエルによるパレスチナ人虐殺に反対する集会を開いたアメリカ人抗議者をFBIが尋問し、国外追放すべきだと訴えた。
★トゥルシ・ギャバード 国家情報長官
元米国下院議員(HI-02)は、イスラエル・ロビーから4万6000ドルを超える選挙資金を受け取っています
★駐イスラエル米国大使 マイク・ハッカビー
2008年、マイク・ハッカビーは「パレスチナ人など存在しない」と発言しました。
(AIPACの情報はここまで)
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【補足情報】
イスラエルを100回以上訪問した熱狂的なキリスト教シオニストのマイク・ハックビー
(エルサレムポスト)
パレスチナの存在そのものを完全に否定するこの人をイスラエルの大使に指名したところにも、トランプ政権が完全にイスラエルロビーやシオニストのアデルソン夫妻の支配下にあることがわかります。
★その他いろいろなトランプ人事を見ると、どこまでも際限のないイスラエルの支配が浮き彫りになる
このようにトランプ人事の各個人の「属性」を調べていくと、それこそラビットホールのように終わりがなく、トランプ陣営の本質が明らかになりますが。
他にもFacebookではソロス繋がりや、ハバドルバビッチ繋がりなど、トランプ陣営には無数の勢力が入り込んでいることを投稿してきました。
しかも多くの人事自体、トランプ自身の選択というよりは、トランプのハンドラー(アデルソンなど)の意向であることが多いんですよね。
一例:「民主党の巨額献金者であるジョージ・ソロス子飼いのスコット・ベセント氏をトランプ大統領が財務長官に指名」
すごくおもしろくて、大事な話ですが、すでに長くなっているので、また気力があれば別にまとめたいと思います。
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