NATOはプーチンのレッドラインを踏み、再び第三次世界大戦への口火を切った
NATOの新リ-ダーがウクライナのNATO加盟は白紙に戻すことはできないと述べ、ロシアのレッドラインを踏んだ
ここに三つのお互いに独立したテーマに関して警鐘を鳴らす短い記事がある。「NATOはプーチンのレッドラインを踏み、再び第三次世界大戦への口火を切った」と題されている(注1)。
最初の話題はバイデン政権時代にその存在が表面化した「自動署名装置」を運営していたと議会の公聴会で証言したニーラ・タンデンの話、二番目は台湾のエレクトロニクス業界の大手企業「鴻海」がヒト型ロボットを配置すると宣言した件、そして、三番目は最近開催されたNATOサミットに関するものだ。NATOの新リ-ダーがウクライナのNATO加盟は白紙に戻すことはできないと述べ、ロシアのレッドラインを踏み、第三次世界大戦への口火を切った件である。短い記事でありながらも、三つのテーマはそれぞれが混迷の度を深める一方の現実世界を映している。
本日はこの記事を仮訳し、読者の皆さんと共有しようと思う。
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副題:皆さんの目に触れることはないと思われるニュース
第一話:クリントン支持者であるニーラ・タンデンはジョー・バイデンの名前で自動署名装置を使って書類に署名できると宣誓の下で認めた。
これは極めて困惑すべき疑問をもたらす:実際に国を運営していたのはいったい誰だったのか?タンデンは、2021年10月から2023年5月までの間、バイデンの自動署名装置の運営を指示する権限があったと証言した。これはバイデンがバージン諸島のゴルフコースから恩赦に署名した時のことを含めての話である。
だが、これが彼女の最初のスキャンダルというわけではない。彼女はウィキリークスによって公開されたポデスタ・メールの中心人物であった。つまり、バーニーの支持者を嘲笑し、ヒラリーのメールサーバー・スキャンダルを擁護し、ロシアゲートの大嘘を煽り続けたのである。
今や、彼女は舞台裏に再び姿を現した。バイデンがひとつの文章を終えるのに酷く苦労している中、大統領の権限を静かに行使していたのである。
では、いったい誰がホワイトハウスを運営していたのであろうか?そして、誰がタンデンの糸を引いていたのだろうか?このウサギの穴は実に深いところまで続いているようだ。
マリア・ズィーのレポートをお見逃しなく。それが意味することは驚愕すべきものですよ。
第二話:人型ロボットは何百万もの米国人の仕事を置き換えようとしており、トランプの製造業復活政策でさえもそれを喰いとめるには不十分かも知れない。
フォックスコン(訳注:鴻海の国際ビジネス部門)は、ヒューストン工場に人型ロボットを導入すると発表した。そして、BMWやNvidiaなどもこの動きに追随している。
一見するとこれは革新に見えるが、この動きの背景には暗い真実が隠されている:これらの機械はケーブルを挿入し、サーバーを組み立て、本物の米国人労働者を置き換えるために訓練されているのである。
イーロン・マスクでさえも5年以内に「何百万人もの人々が仕事を失う」だろうと警告している。また、殺人ロボットが人類を完全に滅ぼす可能性は20%もある。
ロバート・F・ケネディ・ジュニアは4年以内に「すべての米国人」が政府の承認を受けた「ウェアラブル」を装着することを望んでいると語っている。これにより、政府はあなたの「食事」や「身体活動」、そして「生活の仕方」を監視できるのである。
これは極めてビル・ゲイツ的だ。そして、ジョージ・オーウェルさえをも赤面させるに違いない。
これは進歩ではない。これは隠れたハイテックのクーデターである。
第四次産業革命はすでにここに始まっている。そして、今、皆さんがそれと戦わなければ、二度とそのチャンスは訪れないかも知れない。
連中が皆さんに疑問を持たせたくはない隠された目論見をマリア・ズィーが暴露するのをご覧いただきたい。この悪夢が現実となる前に・・・。
第三話: NATOはプーチンのレッドラインを越え、第三次世界大戦への口火を切った。
平和が近いという主張があるにもかかわらず、NATOサミットから出てくる事柄はすべてが戦争のエスカレーションを叫んでいる。
トランプは防衛支出の増額を回避するスペインに対して関税を脅しとして持ち出し、ニュースの見出しを飾った。しかし、本当の話は埋もれてしまっている。NATOの新しい指導者はロシアを「最も重要で直接的な脅威」と呼び、ウクライナのNATO加盟のプロセスを「不可逆的である」と宣言したのだ。
プーチンはこれは第三次世界大戦を引き起こす可能性があるとかねてから警告していた。
2022年、ウクライナがNATOに加盟し、クリミアを奪取しようとするならば、彼は「あなたたちはすぐに第5条を発動することになる」と言い、そうなったら「勝者はいないだろう」と付け加えた。
それなのに、NATOはなぜ崖っぷちに向かって歩み続けるのだろうか?
イギリスは、今、核兵器を搭載できる戦闘機を取得し、国民には国内での戦争に備えるよう警告している。で、ゼレンスキーは?ウクライナはNATOの加盟国ではないにもかかわらず、NATOサミットで最前列に座っている。
トランプだけが緊張緩和を求めている。残りの指導者たちはロシアとの核戦争へと世界を押し進めており、それを平和と呼んでいる。
マリア・ズィーの爆発的な報告をご覧いただき、連中があなたには知られたくない事実をはっきりとご確認いただきたい。
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明日、別のエピソードを持って戻って参ります。またお会いしましょう。
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これで全文の仮訳が終了した。
当ブログでは、5月30日、「新しいオープンAIモデルが非行に走った恐ろしい展開」と題して投稿をした。あの投稿では「シャットダウン命令を聞き入れないAIが出てきた。他の事例としては、自分自身の複製を作ったり、秘密の言語を発明したり、「人間よ、死んでくれ」と言ったことさえもあるという」といった恐ろしい兆候を示すオープンAIの実態をご紹介した。AIの暴走である。
そのたった一カ月後の今、「殺人ロボットが人類を完全に滅ぼす可能性は20%もある」という見解をお伝えすることになった。一か月間にこれほどの変化があったのである。その理由の大部分は私自身にあると思う。断片的な知識しかなかったので、点と点を結び、全体像を思い描くことはできなかったのだ。コスト削減の手段とは言え、AIを装備したロボットを導入することは人間社会に非常に大きな衝撃を与えるであろう。これは定性的には容易に理解できる話であると思う。
驚いたことに、その延長線上には殺人ロボットが人類を完全に滅ぼすという懸念さえもが予見されているのである。何ということだ!
第三次世界大戦が起こり、核戦争によって勝者がいなくなった世界、つまり、石器時代に逆戻りした世界が先にやって来るのか?それとも、殺人ロボットが人類を絶滅する時が先にやってくるのか?どちらにしても、人間性の完全な否定である。
第三の出口はないのだろうか?第三の出口を是非とも見つけ出さなければならないと思う。
誰かが現状をこう描写している。最近の20年~30年の間に台頭してきた政治家たちは大きな妄想を抱いている。彼らはあたかもビデオゲームの世界に生きているようだ。自分や自分を取り巻く世界を客観視することができないでいる。率直に言えば、これは常識とか理性の欠如なのである。過去の3年間ウクライナを支援し、対ロ戦争の継続を正当化することが西側諸国を大きく変貌させてしまった。西側諸国は武器庫を空にして、持っていた武器や弾薬をウクライナへ送り込んでしまった。NATOは今ほど弱体化したことはないという。しかも、兵士らの士気は最低である。その一方で、ロシア経済は成長し、軍需工場は24時間体制で武器や弾薬を生産している。兵士らの士気は遥かに良好であると、この領域で定評のあるダグラス・マクレガー大佐はグレン・ディーセンとのインタビューで述べている。
そして、西側でもっとも弱体化した部分は異論を唱える者に対する寛容性が著しく低下し、社会全体の思考能力が衰えたことであると専門家は述べている。通常、戦争に向かう社会は視野が狭くなり、検閲を実施し、少しでも意見が違う物をキャンセルしようとする集団意識が働く。現在、ドイツではこの傾向が目立っていると大学教授を務める著名な政治学者が述べている。これは彼女自身の自らの体験を語った言葉である。
このような社会的状況は、新型コロナ感染症によるパンデミックにおいて、親ワクチン派が唱導するナラティブとは異なる見解や反論を述べる研究者や医師たちに対しては辛辣な個人攻撃を浴びせ、彼らをキャンセルした全体主義的なアプローチと非常によく似ている。
結局のところ、第三の出口は、政治家を始めとして、われわれ一般庶民も含めて皆が目覚めて、現実を直視することにあるように思える。長い道のりとなろうが、そうするしかなさそうだ。
参照:
注1:NATO Just Crossed Putin’s Red Line—and Reignited the Path to WW3 | Daily Pulse: By The Vigilant Fox, Jun/25/2025
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