「予約続々…“大人の発達障害”外来」という日本の報道。何でもかんでも病気の括り…
こんなの…わりと誰にでもあることだし…。私の昔の恩人であり、友人であった人のタナカくんの部屋とか見せたいですよ。どんなきれいなマンションに越しても、1カ月ほどで「この世の終わり」の様相となっていました (誰にも想像できないほどの壮絶な様相でした)。完全に片付けることのできない人で。しかし、生活は社会人として普通にしてましたし(というか、雑誌の編集長)、そんな人、たくさんいるんじゃないですか?
この記事に出てくる人たちなんか、メチャクチャ普通です。もっとすごいのをたくさん知ってましたけれど、やはり普通に生きていました。
なんでもかんでも病気にしちゃう気風は何なんですかね。しかも、治療法なんてないのに診療してるだろ… (昔ならリタリン、今ならコンサータなどの覚醒剤系薬物を渡すだけ)。 精神科医(と、それを取り上げるメディア)って本当に evil men。真に受けるほうもアレですが。
予約続々…“大人の発達障害”外来 結婚後40代で診断の男性を取材「部屋や机の片付けが苦手だった」 同じ悩みをもつ仲間たちと学び合いながら前へ
中京テレビ 2025/09/15
今、大人になってから、発達障害と診断されるケースが増えています。結婚して家庭をもったあと、40代になって診断された男性を取材しました。
予約がなかなか取れない…「成人発達専門外来」とは?
月に2日だけ、つながる電話があります。
担当者が、電話線を差し込むと、すぐに着信メロディが。
作業療法士:「受診される方のお名前を教えていただけますか?」
予約がなかなか取れない、この外来。初診の予約枠は、月にわずか10人ほど。この日も用意した枠は、次々と埋まり、入電が続くなか、受け付けは終了しました。
作業療法士:「『何か月もかかって、やっと電話がつながって受けられた』、『何十回もかけ直した』という話を聞くので、いつも(予約受け付けが)終わった後、心苦しく思っているところです」
一体ここは、どんな外来なのでしょうか。
予約をとれた人たちとの、やりとりをきくと…
20代男性の予約:「大学生活を送る上で、計画が立てられなかったり、時間感覚がなかなか難しい。留年を2回している」
40代男性の予約:「妻から『コミュニケーションがとれない』と言われることが多い。発達障害かどうか、はっきりさせたい」
ここは、愛知県精神医療センターの「成人発達専門外来」。大人の発達障害専門の外来です。
愛知県精神医療センター 成人発達専門外来 中岡健太郎医師:「発達障害は、子どもの頃に診断がつくことが多いんですけど、“年齢にかかわらず、発達障害の診断をします”と広報したところ、児童の予約は、ほとんど入らずに成人ばかりが(予約してきた)。かなりニーズがあるんだということで、成人の発達外来を開設しました」
「うまく片付けられない」会社のデスク整理で抱いた違和感
愛知県精神医療センター「成人発達専門外来」の診察室。1人の男性が入ってきました。
加藤さん(仮名)、51歳。7年前、この外来で発達障害の診断を受けました。
中岡医師:「気分が落ちていたのはどうですか?」
加藤さん:「私がした“よくない言動”について、お父さんこんなことをしてたんだよと、いくつかのエピソードをグサグサと話されてですね。つらい思いをしたんですけど、最終的には、そこを謝って…」
こだわりが強く、人の気持ちを読み取るのが苦手なASD(自閉スペクトラム症)。さらに、衝動的な行動やうっかりミスが多く、片付けなどが苦手な、ADHD(注意欠如・多動症)との診断も受けました。
「片付け・掃除が苦手」という特性がある、加藤さん。加藤さんの自宅を訪ねてみると、妻と子どもと暮らす空間は、整理整頓されているように見えます。
しかし、自室の写真を見せてもらうと、布団以外のスペースは、床が見えないほど、モノがあふれかえっていました。
小さい頃から片付けるのが苦手で、ものをなくすことも多かったといいます。ただ、“受診するほどに困ること”はないまま、大人になりました。
状況がかわったのは、ある業務命令がきっかけです。
加藤さん:「『書類をしっかり整理しましょう』と 上からの命令で取り組むことになったとき、私だけうまく整理できないので、すごく目立ったんですね。他の人の机と私の机を見ると、すごく違いが分かったので、これはただごとではないんだなと思って」
以下略。オリジナル記事の続きはこちらにあります。
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