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年間を通じてスタグフレーション

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日銀 政治・経済

年間を通じてスタグフレーション

物価の上昇に給与が追い付かないスタフグレーションで国民生活が困窮を極める未来がやってくる

日本銀行は今朝、上田和男総裁の在任期間中最も意見が分かれた投票の結果、政策金利を0.75%に据え置きました。6人の委員が据え置きに賛成しました。3名が直ちに1%への利上げを支持しました。反対したのは田村直樹氏、高田肇氏、中川純子氏の3名です。(※漢字は間違っている可能性あり)

前者の2名は数ヶ月間、タカ派の姿勢を貫いてきました。中川氏の反対は驚きです。彼女はこれまで、ハト派寄りの浮動票と見られていました。日銀が実質GDP見通しを同時に下方修正した会議において、彼女は利上げに賛成票を投じました。

この「見通し」表におけるたった一つの変化こそが、コンセンサス見通しが捉えきれていない構造的な転換点です。

4月の見通し報告書では、2026年度のコアCPI予測を1.9%から2.8%へと上方修正し、0.9ポイント引き上げました。食料品とエネルギーを除いたコア・コアCPIは、2.2%から2.6%へと上昇しました。2026年度の実質GDP成長率見通しは、1.0%から0.5%へと下方修正されました。成長率の下方修正幅は0.5ポイント、インフレ率の上方修正幅は0.9ポイントです。同日発表の同報告書において、インフレ率の修正幅は成長率の修正幅のほぼ2倍に達しました。

日本銀行は、スタグフレーションを基本シナリオとして公表しました。

中央銀行はこの言葉を使いません。この用語は制度的に「放射能」のようなものです。しかし、見通し報告書にはそう記されています。

インフレ率は1ポイント近く上方修正されました。成長率は0.5ポイント下方修正されました。フォワードガイダンスは書き換えられ、日銀が「政策金利を引き上げ続ける」と明示されました。3人の理事が即時措置に賛成票を投じました。以前はハト派だった浮動票の理事も彼らに加わりました。上田総裁は、異論を唱えるメンバーがより早いペースを求めていた道筋を契約上約束しつつ、現状維持を選択することで、タカ派の少数派を押し切りました。
これこそが政権交代の一瞬です。6月の利上げではありません。その背後にある選択こそが重要なのです。

日本がコントロールできない3つの非対称的な時計が、今回の会合で収束しました。

・タカ派を後押しするイラン戦争による原油価格上昇の時計。

・ハト派を後押しするFRBの利下げの時計。
・そして、政策の停滞を招く高市氏の財政時計です。
上田氏は、どれが支配的になるかを選ばなければなりませんでした。彼はイランの原油時計を選びました。タカ派的な据え置きは、6対3という理事会のレベルでイランの原油時計が勝利したことを意味します。成長見通しの下方修正は、FRBの利下げ時計が敗北したことを意味します。フォワードガイダンスの書き換えは、高市氏の財政時計が敗北したことを意味します。上田氏は、景気後退期を通じた利上げを公に約束したばかりです。なぜなら、その選択肢は、すでに4年間も目標を上回って推移している輸入インフレを、恒久的に2%以上に定着させてしまうことだからです。

日本は、FRBや高市氏よりもイランを選びました。

キャリートレードは、開始から30分以内にこの状況を的確に読み取りました。会合直前におけるCFTCの非商業部門による円ショートポジションは、マイナス9万4460枚でした。発表を受けてUSD/JPYは159を割り込みましたが、上田氏の慎重な記者会見を受けて一部反発しました。この反発は、キャリートレードが上田氏が実際にフォワードガイダンスを本気だったのかをテストしていることを示しています。金曜日のCFTCのデータが、市場が彼を信じたかどうかを教えてくれるでしょう。

6月の利上げは問題ではありません。
6月の利上げは、上田氏がすでに選んだ問いに対する答えです。

問いは、3つの時計のうちどれが日本の金融政策を決定するかということでした。

答えは、テヘランで設定された時計でした。

本日はタカ派的な据え置き。
6月に利上げ。

年間を通じてスタグフレーション。

イランの時計との協定は、今や契約上のものとなりました。

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