先日のマスク拒否で降ろされた男性の損害賠償1000万円か?

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飛行機 ウイルス

飛行機内でマスクを拒否した男性 損害賠償額は1千万円近くになる可能性

ピーチ機が緊急着陸…マスク拒否男性乗客の大きすぎる代償

 マスク着用を拒否した男性は、「安全阻害行為」の警告書を出すと告げた客室乗務員(CA)をこう挑発。臨時着陸した新潟空港で機内からつまみ出された。

 7日昼すぎ、北海道釧路空港を発った関西空港行きのピーチ・アビエーション機で、乗客の男性がマスクの着用を拒否し、機内で大声を上げて他の乗客と揉め、CAを威嚇した。

 きっかけは、男性が別の乗客から「何でマスクをしていないのか」と声を掛けられ、言い争いになったこと。ネット上では男性と乗務員のやりとりがアップされている。

 男性はCAからマスクを着用するか、席の移動を求められると、「券はちゃんと持っているわけですから、問題はないはずです」と反論。CAが「周りのお客さんが気にされています。1列空いているところがあるので」と頭を下げても「席の移動はしません」と応じず、「乗務員の指示に従わない場合はそのまま降りて下さい」という通告にも、「それは無理です」と頑として動かなかった。

 結局、周囲の乗客を別の席へ移動させ、43分遅れで出発した。離陸後も男性は他の乗客と口論となり、乗務員に対しても「非科学的だ」「要請するなら文書を出せ」と恫喝し、ワーワー騒ぎ続けたため、機長が「安全阻害行為」と判断。乗務員を通じて警告書を手渡し、男性は機長の命令に応じて新潟空港で降り、目的地まで自費で移動するハメになった。機内には124人が乗っていて、約2時間15分遅れで関西空港に到着した。

同社は法的手段を検討

 乗り合わせた客や航空会社にとっては、迷惑な話だ。同社の広報担当者に「法的手段は検討しているのか」と尋ねた。

「あらゆる可能性や選択肢を検討しています。一般的に考えても、臨時着陸となると余計な経費がかかります。皆さんにマスクの着用をお願いして、お持ちでない方にはお渡ししています。健康上の理由などで着用できない方は席を移動していただくとか、柔軟に対応しています」

 同社は損害賠償をいくら請求でき、男性はどんな罪に問われるのか。

 山口宏弁護士がこう説明する。

「東京~大阪間を飛行する場合、大体400万~500万円の経費がかかります。釧路からなら、少なくともその倍です。日本の損害賠償はあくまで実損害をカバーするという考えです。今回の場合、新潟空港へ着陸時と離陸時の燃料代が余計にかかり、上昇時にはより多くの燃料が必要になります。空港着陸料、施設使用料、機体整備費、新潟空港のスタッフの人件費などを考えれば、ざっと1000万円近くいくのではないか。刑事では航空法違反にあたる可能性があり、威力業務妨害罪も成立します」 マスクを拒否しただけで、ネット上で顔をさらされ、罪に問われ、とんでもない代償を払うことになりそうだ。

マイコメント

マスク拒否をした男性の損害賠償額が1000万円近くなるというのも驚きだが、こうした事例に

対しても損害賠償すること自体が驚きです。

マスクを強要され拒否したことがなぜこれほど大きな事件になったのか?

と言う背景を考えてみると周囲の乗客の一人が嫌悪感を示したことが始まりです。その乗客は

マスクをしていない乗客と一緒だとコロナに感染すると強い危機感を感じたからなのかもしれ

ませんが、これがコロナではなくインフルエンザだったらどうなったのでしょうか?

おそらくここまでの騒ぎにはならなかったでしょう。

今ではコロナがただの風邪と同じくらいだと知られるようになり、マスクを外し始めている

人もいます。米国でもコロナで死亡したとされている約9割の人がコロナ以外の病因で死亡

していることが明らかにされ、いかに私たちが騙されていたかと言うことも明らかになって

います。

ところが日本人はこうした情報に疎いというのか関心が薄いのでしょう。

また、集団行動や集団規範に従う傾向の強い日本人なので、こうしたことがわかったとしても

自分一人だけマスクを外すような行動は取らない傾向があります。

全体の中の一人でいる方が安全だという思考が働くのでしょうか?

そうした人が多い飛行機の中ではたとえそれが正論であっても主張した人は排除されてしまう

恐ろしさが日本にはあるということです。

正しい事実より集団の論理が優先するということです。

日本人はこうした傾向にあることに気付き方向を修正していく必要があると思います。

ピーチ機内「マスク拒否」問題 降ろされた男性が反論「事前に案内なかった」

格安航空会社(LCC)、ピーチ・アビエーション機内で、乗客の男性がマスク着用を拒否し、客室乗務員を大声で威圧したなどとして、臨時着陸後に降ろされたトラブルで、乗客男性が「不当かつ誤った判断で降機を強いられた」と反論した。

男性は夕刊フジの取材に応じ、ピーチ側の対応を批判した。 7日に北海道の釧路空港から関西国際空港に向かうピーチ機の離陸前、客室乗務員が男性に新型コロナウイルスの感染防止策としてマスクの着用を求めたが、男性は拒否し、午後0時半の出発が約45分遅れた。 

飛行中も大声を出すなど威圧的な態度が続いたとして、機長が航空法の安全阻害行為に当たると判断、新潟空港に臨時着陸し男性を降ろした。関空には約2時間15分遅れで到着、乗客125人に影響が出た。 男性は9日にツイッターのアカウントを開設し、事前にマスク着用推奨や例外申請の案内のアナウンスはなかった」と投稿するなど、ピーチ側の問題点を指摘した。 

夕刊フジの取材に「乗務員からマスク着用の『お願い』を受けたが、『答えはノーです』と返答した。あくまで任意のお願いが、食い下がる形で複数回行われたことは妥当な対応ではない」と説明した。 

マスクを着用しなかった理由については「個人のプライバシーに関わる健康上の理由の詳細な開示は、当事者にとって大変な負担を強いる」と述べるにとどめた。乗務員には「理由の提示などが必要であれば書面で一筆書く」と付け加えていたという。 

飛行中の大声は「耳の聞こえが悪く、人より声が大きい時がある」と男性。威圧的とされた態度については「近くの乗客から不適切な発言を受け、正当な手段として第三者の客室乗務員に抗議した。『コックピットに詰め寄っている』との報道もあったが、乗務員の待機場所とコックピットの距離が近く、マスク越しの声が聞き取りにくいため距離が近づいた」と説明した。

男性は新潟空港でピーチ機を降りたが、「契約終了とチケット払い戻しの署名を求められたが拒否した。今後の対応についてはピーチ側と話し合っている」と語った。 

ツイッターでは「ピーチ社以上に、動画を撮った傍観者、拍手を送った匿名の乗客者たちに、残念な気持ちを抱きました」ともつづっている。 ピーチの広報担当者は「男性が運営するアカウントの存在は把握している」とした上で、「あくまで航空法に則り、最終的には機長が判断を下した」と回答した。

引用→Yahooニュース

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