ワクチン強制接種、いかなる状況でも許されない 国連人権トップ

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ミチェル・バチェレ コロナワクチン

ワクチン強制接種、いかなる状況でも許されない 国連人権トップ

接種を義務化するのは、切実な公衆衛生上の目的を達成するのに必要な場合のみ

【12月9日 AFP】

国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のミチェル・バチェレ(Michelle Bachelet)高等弁務官は8日、新型コロナウイルス対策としてワクチン接種義務化を検討している国は人権を尊重しなければならないとして、いかなる状況でも強制接種は許されないと強調した。

 バチェレ氏は国連人権理事会(UN Human Rights Council)のセミナーで公開されたビデオメッセージで、接種義務化の前に考慮しなければならない重要な権利があると指摘。「ワクチン接種を義務付ける場合、正当性や必要性、均衡性、非差別の原則に従わなければならない」として、「いかなる状況でも強制接種は許されない」と主張した。

 バチェレ氏は、新型ウイルスが欧州などで猛威を振るう中で、国民の命を守るという接種義務化の目的には「もちろん最高レベルの正当性と重要性がある」と述べた。

 一方、「接種を義務化するのは、切実な公衆衛生上の目的を達成するのに必要な場合のみとすべき」として、「マスク着用や対人距離の確保といった、より負担の少ない措置では目的を達成できないことが明らかになって初めて、接種義務化を検討すべき」と訴えた。(c)AFP

マイコメント

国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のミチェル・バチェレ氏がこういう発言をしてくれる
ことはワクチン未接種者にとっては大変心強いことだと思います。

しかし、日本で他国であるような強制接種が実施されないのはひとえに現日本国憲法がある
からです。

来年、2022年に政府は日本国憲法を改憲しようとしています。
現憲法では人権について

憲法97条

【現行憲法】この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。
 

【自民党憲法改正草案】削除

となっています。削除というのはものすごく横暴な改正案です。

削除ということは国民の人権は存在しないと同じことです。
ということは下記の比較からもわかると思います。
他の改正草案とも絡めてもっと正確に言うなれば、

現憲法
⇒どんなときでも基本的人権は尊重されるものである

改正案
⇒国家権力の言うことを聞かなかった国民の基本的人権は保障しないかもしれないよ
 また、緊急事態宣言下では保障するつもりはないからね

引用→https://nannokaisha.com/c97/

という感じになっています。

そして、もうひとつ大事なことはこの基本的人権が「最高法規の章」にあることです。
最高法規の章にあるということは他の法規のどれよりも優先されるということです。

つまり政府が制定する法律のすべてが基本的人権を守っているかが問われ、守っていない
場合は制定できないということです。

そのため、コロナに関する緊急事態法も基本的人権に配慮したものとなっています。

もし、これが削除されるとコロナのような国の安全を脅かす事態が発生した場合には
国家の利益が国民の人権より優先されることになり、今回取り上げたワクチン強制接種が
可能となります。

もちろん、他国にあるように違反したら罰金、従わない場合には強制連行も可能になる
ということです。

この違いにはほとんどの国民が気づいていません。
だから、多くの人に知ってもらい、仮に改正されたとしてもこの基本的人権だけは復活
させないといけません。

なければ絶対改正させてはいけないものです。

間違いなく、戦争の危機があれば徴兵制の復活、反体制派の住民は逮捕されることに
なり、インターネットの世界も大きく変わり中国のように検閲が強化され、一言でも
反体制的な発言が見られれば連行されます。

今の日本人は現行の平和憲法に守られすぎていて事の重大さを理解していません。

本当に守るべきは個人、国民の基本的人権なのです。
これがあるからこそ制限されているとはいえ少しだけましな自由を甘受出来ているの
です。

憲法の改悪には反対しましょう。

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