主婦をターゲットにした税制改正

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介護保険賞 政治・経済

主婦をターゲットにした税制改正

従業員数が300人以下だと社会保険料と税金を払うことになる

税金のしくみが2022年10月1日から一部改正されたようです。

占い師の一言ブログさんがわかりやすく説明してくれていますので、紹介させていただきますね。

ダウンダウンダウン

特に今回の税金改正は、

私の印象では、主婦をターゲットにした税金改正だと思います。

つまり、金持ちからでは無く、主婦や低所得者から

なるべく多く税金を取ろう
という改正に見えてしまうのです。


では、税金の事に余り詳しく無いという方の為に、

変更された今日からの税金システムをご説明致しましょう。


①■まず、誰もが知っていると思いますが、

年収が103万円以下の人には、所得税がかかりません。

まぁ払うのは、住民税だけという方がほとんどでしょう。

②■では、104万円以上になったら、どうなるか。

所得税がかかります。

でも、大した額ではありません。

なぜなら、所得税は103万円を超えた分だけに5%ですから、

例えば、105万円の年収なら、103万円を引いた2万円分だけに所得税がかかり、

払う所得税は2万円の5%ですから1000円です。

③■問題は、年収が106万円を超えたパート従業員や低所得者の方です。

年収が106万円を超えると、先に言った所得税の他に、

今度は、社会保険料を払わないといけなくなります。

社会保険料は高いです。多分最低でも15万円以上はするでしょう。

つまり、今までパートで年収105万円をもらっていた人は、

所得税や住民税を払っても、手取りは多分103万円はもらっていたでしょう。

しかし、残業などして、年収が106万円になってしまうと、

今度は所得税と社会保険料を払わないといけなるので、

手取りが、88万円以下になってしまうという訳。

つまり、収入が1万円増えた為に、手取りが15万円減ってしまうのです。

多くのパート従業員の方が、年収が105万円を超えない様に注意しているのは、

この理由の為です。

よく世間で言われる106万円の壁という言うやつですね。

この106万円の壁はいつ超えられるかと言うと、大体ですが、

年収が125万円になったらです。

つまり、年収が124万円以下の人は、

年収105万円の人よりも手取りが少ない
という訳。


実は、この③■の中に、今回の税金改正が入っているのです。

これを読んでいる方の中には、

私は去年年収が120万円だったけど、社会保険料なんて払わなかったわ。

という方がいらっしゃると思います。

そうなんです。

年収が106万円を超えていても、下の5つの内、

どれかに当てはまれば、社会保険料を払わなくてもいいのです。

①学生である。ただし、休学中や夜間の学校はダメ。

②2ヶ月以上働かない。(改正前は1年だった)

月収が8万8000円に達しない人。

④週の労働時間が20時間に達しない人。

働いている会社の従業員が100人以下

改正前は、500人だった)

つまり、例えば、貴方が働いているスーパーの従業員が300人だったとします。

すると、改正前は500人以下規模のスーパーのパートさんは、

年収が105万円を超えても、社会保険料を払わなくても良かったのですが、

今回の改正で、従業員が101人を超える会社で働くパートさんからも税金を取ろう

という事にしたので、今月から社会保険料を払う事になる訳です。

つまり、ここが私の印象では、金持ちからでは無く、主婦や低所得者から

なるべく多く税金を取ろう
という改正に見えてしまうという訳。


ちなみに、2024年10月からは、その従業員101人の所も、

従業員51人に改正されるので、

再来年からはもっと悩むパートの方は増えるかと思います。

普段から自分が勤める会社や、これから入社する会社・入社を検討している会社の

従業員数ぐらいは知っておいた方が良いですよ。



④■ついでなので、もう1つ先をご説明しておきましょう。

年収が130万円を超えると、

 

今度は夫の扶養家族から外れてしまいます。

これが結構大きいです。

これが世によく言われる130万円の壁です。

つまり、年収129万円のパート主婦は、(大体ですが)

年収152万円以下のパート主婦の手取りより多い
という事になってしまいます。

だから、頑張って子供の世話を割いてまで働くよりも、

年収が152万円以下なら、

無理しないで子供の教育や世話に時間を割いた方が得という訳。

 

なにしろ、

年収130万円から年収152万円までは、タダ働きですからね。





まぁ、ただ、国には税金は必要ですからね、

ちゃんと制度を理解した上で、賢く働きましょうね。

マイコメント

毎年毎年、社会保険料は上がっています。

ここ2年ほどはコロナで病院はかなりの額の医療費を儲けていますので、この増加分が
将来社会保険料として跳ね返ってくることは決まっているようなものです。

こうした医療費の回収と、年々増え続ける年金の支払いを賄うために国民から今度は
年収の低い人まで払ってもらおうとするものでしょう。

社会保険料と言うのは年収の上限があり、ある一定の年収以上の人はこれ以上払わなくとも
いいようになっていて、これ以上取れないので低所得者が狙われているということです。

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