インド政府は、ファイザー社ワクチンの緊急使用の申請に対して「自国での臨床試験と副作用分析が認められないなら、使用は承認できない」と要請を蹴っていた

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厚生労働省 コロナワクチン

インド政府は、ファイザー社ワクチンの緊急使用の申請に対して「自国での臨床試験と副作用分析が認められないなら、使用は承認できない」と要請を蹴っていた

日本ではなされなかった「当たり前のこと」を要求したインド


人口14億人の中国が米ファイザー社のコロナワクチンとは、最後まで一切かかわらなかったことは周知ですが、やはり人口14億人のインドもまた、ファイザー社ワクチンを「完全に展開しなかった国」のひとつです。

その理由については、よく知らなかったのですが、2021年2月の米ロイターの記事でその理由を知りました。

簡単に書きますと、

「ファイザー社ワクチンについて、インド国内での治験と副作用の検証をおこなわせてもらえないのなら、国内での使用は認められない」

とファイザー社に通達し、ワクチンの「現実」が知られるのがいやだったのかどうかはわからないですが、ファイザー社側はこの通達に対して、インド国内での臨床試験は行えないとして、緊急使用の申請を「取り下げた」のでした。

以下の報道にあります。


ファイザー、インドの規制当局が現地治験を求めたため、インドでのワクチン申請を中止

Pfizer drops India vaccine application after regulator seeks local trial
reuters.com 2021/02/05

ファイザー社は (2021年の)2月4日、現地の安全性と免疫原性研究に対する医薬品規制当局の要求に応えられなかったため、インドでの新型コロナウイルスワクチンの緊急使用許可申請を取り下げたと発表した。

この決定は、近い将来、世界で最も人口の多い2カ国であるインドと中国で、ファイザー社ワクチンが販売できなくなることを意味する。

インドと中国は、ファイザー社以外の製品を使用して予防接種キャンペーンを実施している。

外国開発のワクチンについて、インドで小規模な研究を行っている他の企業とは異なり、ファイザー社は米国やドイツなどの国で行われた治験に基づいて他の場所で得た承認を理由に例外を求めていた。

しかし、インドの保健当局者らは、例外を認めず、ファイザーワクチンが安全で国民に免疫反応を引き起こすかどうかを判断するため、いわゆるブリッジ試験を一般的に求めていると述べた。ただし、インドの規則には、特定の条件下でそのように治験を免除する規定がある。

ドイツのビオンテック社と開発したワクチンのインドでの緊急承認を求めた最初の製薬会社である米国ファイザー社は、インドの中央医薬品基準管理機構との会合後に撤退を決定した。

インドの医薬品規制当局はウェブサイトで、海外で報告された副反応がまだ調査中であるため、インドの専門家たちはこのワクチンを推奨していないと述べた。

また、ファイザーはインドで安全性と免疫原性のデータを生成する計画を提案していないとも述べた。

ファイザーは声明で「会議での審議と規制当局が必要とする可能性がある追加情報の理解に基づき、同社は現時点で申請を取り下げることを決定した」と述べた。

「ファイザーは当局との連携を継続し、追加情報が近い将来入手可能になり次第、承認申請を再提出する予定だ」

ファイザーは昨年末、インドで自社ワクチンの認可を求めていたが、インド政府は 1月、はるかに安価な 2種類のコロナワクチンを承認した。 1つはオックスフォード大学/アストラゼネカ製、もう 1つはバーラト・バイオテックがインド医学研究評議会と協力してインドで開発されたワクチンだ。


 

ここまでです。

これって「当たり前」のことだと思うのです。

つまり、

「他国で治験されたデータだけではなく、使用する自国での臨床試験とワクチンの分析を、自国の研究者たちにより行いたい」

と要望するのは当然だと思うのです。

インドは単にその当たり前の要望をファイザー社に出したと。そうしたら、ファイザー社は、「それならいいです」と、緊急使用申請を撤回したと。

日本の場合は、「申請された書類」だけで、特例承認を出しています

 

(参考記事) 厚生労働省の医薬品部局による「コロナワクチン特例承認」書類で知る「闇」(というか本当に黒い部分が多いので)。蒙昧なその内容を皆様もご覧ください
 In Deep 2021年6月22日

 

科学立国と言われている日本ですが、インドのような「当たり前の要求」ができなかった

ちなみに、インドで最も多く接種されたコロナワクチンは、「コヴィシールド」というインド産のワクチンで、「コヴィシールドがこれまでインドで接種された13億回分のワクチンの 9割を占めている」と BBC が報じていましたように、ほとんどのインドの人はこれを接種しました。

このコヴィシールドというのは「英アストラゼネカ製ワクチンと同じもの」だとされています。

しかし、私自身は、インドのワクチンとアストラゼネカ製ワクチンとが同じものだとはあまり思っていません

何より、そもそも、アストラゼネカ製のコロナワクチンも「全部インドで作られている」のです。インドのワクチン製造大手セラム・インスティチュート・オブ・インディア社が製造していました。そのため、インド国内の「安全対策」に関係した何らかの方策が機能した可能性もあります。

ですので、なんかこう……インドでは全体的に「水っぽいもの」が接種されていたのではないかなあとも思います。

いずれにしても、

・中国 14億人
・インド 14億人

の合計 28億人分のワクチン接種が、これらの国からは「拒否されていた」ことになります。

中国産ワクチンは、何種類かありますが、最も接種されたワクチンは mRNA タイプではない古典的なワクチンであるだけではなく、ADE (抗体依存性感染増強)を引き起こす部位が「コードされない」もので (理論上は、ADEが引き起こされない)、ファイザー社ワクチンとは大きく異なります。

[記事]中国ワクチンは、スパイクタンパク質の中和抗体部位の標的に特化した「ADE(抗体依存性増強)を引き起こさないもの」であることを今にして知る…。積み重なる「やられた感」…
In Deep 2021年7月22日

もちろん、中国製ワクチンの詳細はわかりようもなく、激しくブラックポックスですが、こちらも……どうも「水っぽい」感じは以前からしています。「水接種作戦」というような言葉も思い浮かびます。

この時も、策略に次ぐ策略が飛びかうという意味では「戦争だった」のだなあと思うと共に、なんだかんだと、今後はこれらの国の時代となっていくのですかねえ。

日本で展開されたものは水ばかりではありませんでした。

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