ハッカー攻撃により、イラン全土の70%のガソリンスタンドのサービスが停止

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イランでサイバーアタック発生。停止したガソリンスタンド サイバーアタック

ハッカー攻撃により、イラン全土の70%のガソリンスタンドのサービスが停止

イランのガソリンスタンドがサイバー攻撃を受けたと石油大臣が発言

イランのジャバド・オウジ石油大臣は 12月18日、全国的なガソリンスタンドの混乱がサイバー攻撃によって引き起こされたことを認めた。

イラン国営テレビとイスラエル地元メディアが報じたところによると、イランがイスラエルとのつながりがあると非難しているハッカー集団が、18日に全国のガソリンスタンドのサービスを妨害する攻撃を行ったと主張した。

オウジ氏は先にイラン国営テレビに対し、イラン国内のガソリンスタンドの約 70%でサービスが中断されており、外部からの妨害が原因の可能性があると語った。同氏はその後、1,650のガソリンスタンドが営業していると述べた。同省は 3,800のガソリンスタンドを監督している。

イラン国営テレビのニュースによると、ゴンジェシュケ・ダランデ(略称「略奪的スパロー」)と呼ばれるグループがイランで活動しているとのこと。それが混乱の背後にあると主張した。イスラエルの地元メディアもこの主張を報じた。

「このサイバー攻撃は、緊急サービスへの潜在的な損害を回避するために、制御された方法で実行された」と同グループはテレグラムでの声明で述べた。

同グループは「地域におけるイスラム共和国とその代理勢力の侵略に対抗するもの」だと付け加えた。

イスラエル政府報道官タル・ハインリッヒ氏は 18日の記者会見でサイバー攻撃について質問され、「イランの主張については何も言うことはない」と述べた。

サイバーセキュリティーを担当するイランの民間防衛庁は、捜査の中で混乱の考えられるあらゆる原因を引き続き検討していると述べた。

イラン国営メディアは、このハッカー集団が過去にイランのガソリンスタンド、鉄道網、鉄鋼工場に対してサイバー攻撃を行ったと主張していると付け加えた。

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