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インドで豚インフルエンザ(H1N1)の感染が拡大。保健当局はマスクや社会的距離など「新型コロナ流行時と同様の対策」を命じる

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豚舎 ウイルス

インドで豚インフルエンザ(H1N1)の感染が拡大。保健当局はマスクや社会的距離など「新型コロナ流行時と同様の対策」を命じる

永遠の繰り返し

インドで H1N1型インフルエンザが大流行しているのだそうで、各地で例年の 8倍などの感染者数が確認されているとのことです。

H1N1 豚インフルエンザというのは、2009年に WHO がパンデミック宣言をした新型インフルエンザと同様のものです。

2009年新型インフルエンザの世界的流行

2009年新型インフルエンザの世界的流行は、2009年1月頃から2010年3月頃にかけ、豚由来インフルエンザである A(H1N1)pdm09型インフルエンザウイルスの人への感染が世界的に流行した事象である。

CDCによるインフルエンザ・パンデミック重度指数においては、カテゴリー1に分類されるパンデミックである。

発生源はブタの間で流行していた豚インフルエンザウイルスとされ、これが農場などで豚から人に直接感染し、それから新型ウイルスとして人の間で広まったとされている。

この 2009年のパンデミックは、それなりの死者を出した(全世界での公式な死者数は 14,286人)ものでしたが、しかし、たとえば日本などもそうでしたが、ほとんど気にした人はいなかったパンデミックでした。

その後のコロナのパンデミックは、あのような一大ゴタゴタとなってしまったわけですが、それはともかくとして、今回のインドの豚インフルエンザの流行に対して、インド当局が、

「コロナの時と同様の対策措置を講じるように」

と人々に訴えています。

すなわち、

・マスクの着用

・社会的距離の遵守

・こまめな消毒

などですね。

結局どんな感染症であれ、何かが流行するたびに、これが繰り返されるということが明白になったような感じで、これ以上流行すると、またも「ロックダウン」などという言葉も出てきてしまうのかもしれません。

そして、このどれもが、コロナの時には決して有効とは言えなかったことは、今さら言うまでもないことです。

(参考カテゴリー)

In Deep カテゴリー「マスク」

In Deep カテゴリー「社会的距離」

In Deep カテゴリー「ロックダウン」

今後の流行がどのようになるかはわからないですが、季節性インフルエンザとは異なり、 H1N1 は季節にあまり関係なく流行するものでもあるので、いろいろと進んでいくのかもしれません。

ちなみに、スペインでも豚インフルエンザの感染の可能性が報告されたことが報じられています。

コンゴでは、エボラによる死者数が 2500人を超えたと報じられていて、これが事実なら、エボラによる死者としては、史上 2番目の数ということになります。

どんな病気が今後のパンデミックになっていくのかは定かではないですが、いつかは確実に新たなパンデミックの時代が始まるはずです。

インドの豚インフルエンザについて英インディペンデントの報道です。


インド当局は、豚インフルエンザの蔓延で病院が逼迫する中、新型コロナウイルス対策に準じた措置を命じた

Indian authorities order Covid-style measures as swine flu overwhelms hospitals
independent.co.uk 2026/08/25

デリーで2000件以上のH1N1型インフルエンザ感染例が記録されたが、医師たちはこの数字は過小評価されている可能性が高いと述べている。


インドで豚インフルエンザの感染が急増しており、世界で最も人口の多いこの国では、保健当局が勧告を発令し、監視体制を強化している。

首都デリーでは感染者数が 2000人を超え、地元政府は混雑した場所ではマスクを着用し、基本的な呼吸器衛生対策を講じるよう市民に呼びかける勧告を出した。この数字は、平均すると過去数年の 8倍に相当する。

南部カルナータカ州では約 4,000件の感染例が報告されており、その半数以上が IT ハブであるベンガルールで発生している。

ムンバイとチェンナイといった主要都市、そして沿岸部のケララ州の一部地域でもインフルエンザの感染拡大が報告されている。

世界保健機関(WHO)の元主任科学者であるソウミャ・スワミナサン博士は、パンデミック中に実施されたような社会的距離の確保や衛生習慣を遵守するよう人々に促した

「私たちはコロナ禍から得た教訓をすべて忘れてしまいました」と彼女は警告した。「興味深いことに、コロナ禍の数年間、世界的にインフルエンザの流行はほぼゼロにまで減少しました。皆がマスクを着用し、ソーシャルディスタンスを保ち、手を洗っていたあの 2、3年間は、インフルエンザの流行はまったくなかったのです」

豚インフルエンザは、 H1N1 と呼ばれるA型インフルエンザウイルスの株によって引き起こされる呼吸器疾患だ。この株は豚に由来し、1918年の壊滅的なスペイン風邪パンデミックの際に初めてヒトに感染した。現代の新型株は 2009年にメキシコで出現し、急速に世界中に広がった。

ヒトの間で流行している H1N1 ウイルスは、主に咳やくしゃみによる飛沫感染によって広がる。一般的な症状としては、発熱、咳、頭痛、体の痛み、倦怠感、喉の痛みなどがあり、季節性インフルエンザと間違われることもある。

この病気は、幼児、高齢者、妊婦、基礎疾患のある人にとって合併症のリスクが高く、肺炎や呼吸困難などのより重篤な症状を発症する可能性がある。

デリーのサー・ガンガ・ラム病院の小児呼吸器専門医、ディレン・グプタ医師は以下のように述べる。

「症例の約 70%は H1N1 型インフルエンザ、いわゆる豚インフルエンザです。2009年の最初の流行時と比べて、このウイルスは 5歳未満の子どもたちに深刻な影響を与えており、2歳未満の子どもたちは高熱に悩まされています」

デリーにある全インド医科大学の元学長、ランディープ・グレリア博士は、報告されている症例数は「過小評価」である可能性が高いと指摘した。インフルエンザのような症状のある人がもっと検査を受ければ、「はるかに多い」だろうと彼は主張した。

「多くの患者さんを診ています」と、現在私立病院メダンタで診療を行っているグレリア医師は語った。「H1N1型インフルエンザによる肺炎と非常によく似たウイルス性肺炎の患者さんも入院させています」

「感染者数が増加しています。原因としては2つか3つの要因が考えられます。ウイルスは、いわゆる抗原ドリフトと呼ばれる現象を起こします。ウイルスは時間とともに変化し続け、その変化によって2つか3つのことが起こります」

「1つは、感染力が強くなる可能性があることです。以前の株よりも感染が広がる可能性があります。また、ウイルスが少し変化することで、人々の免疫力が低下し、ウイルスに対する抵抗力が低下する可能性もあります」

しかし、インド医学研究評議会(同国の最高医療研究機関)は、ウイルスの新たな変異株が出現したことを否定した。

インド医学研究評議会は以下の声明を出している。

「H1N1の新たな株は確認されておらず、パニックになる必要はありません。現在流行しているインフルエンザ株は、北半球向けに推奨されているワクチン株とよく一致しています。状況は定期的な監視を通じて引き続き綿密に監視されており、必要な公衆衛生対策が実施されています」

保健省によると、インドでは 2025年に H1N1 型インフルエンザの感染者が 3,320人、死者が 14人確認された。今年は今のところ死者は報告されていない。

 

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