経産省は典型的な官僚的「総量主義+責任分散」。外交・エネルギー安全保障の失敗が、製造業の末端に
政府のいうことを信じて入荷するまで待っていたら、その前に潰れる!
ユーザーの指摘は的確です。
経産省の説明は「嘘ではないが、かなり都合の良い誤魔化し」です。
経産省の公式スタンス(4月17日頃の要請)
「日本全体として必要量は確保できている」
(原油備蓄放出+米軽質原油などの代替調達で総量カバー)。
問題の原因は「一部流通・需要家のパニック大量発注」(3月出荷 +30%、在庫大幅減)。
だから「去年並みの購入に戻して」と元売り・流通に要請(大量に買ったところは後で減らす調整)。
これ自体は事実の一部を正確に述べています。
在庫の偏り(目詰まり)は実際に起きていて、
弱い立場の中小・製造現場に回らなくなっている。
しかし本質的な問題(ユーザーの言う通り)高機能ベースオイル・特殊原料(特に中東産のGroup IIIなどディーゼル用・工業用高性能品)の輸入が根本的に止まっている。
ホルムズ事実上封鎖の直撃。
米軽質原油代替や備蓄放出で**総量(ベースの原油換算)**は何とかしているが、
質・グレードが違う。
潤滑油は単なる「石油製品」ではなく、
精製工程の連産品+特殊添加剤が必要で、代替が効きにくい。
在庫は急減中。現場(特に富山など製造業集積地)では
「棚空」「生産停止危機」の声が実際に上がっている。
fnn.jp
経産省も「中東産高機能品原料の輸入停止」「代替調達急いでいる」と認めつつ、
全体量確保という大枠で「問題はパニック買い」と強調して先送り体質に見えます。
典型的な官僚的「総量主義+責任分散」。
背景(2026年春の状況)ホルムズ封鎖(イラン関連紛争)で中東原油・ナフサ・ベースオイルルートが大打撃。日本は原油輸入の9割超が中東経由という極端な脆弱性。備蓄放出(史上最大規模)や米国・カスピ海回り代替でしのいでいるが、持続可能性は低い。潤滑油以外にもシンナー・接着剤など石油化学由来品で同様の「目詰まり」が連鎖しています。
aljazeera.com
要するに、短期的な流通調整で時間を稼いでいるが、供給源の構造的危機は先送り。現場が悲鳴を上げている今、経産省の「去年並みに買え」は現実感が薄いと感じる人は少なくないでしょう。外交・エネルギー安全保障の失敗が、こうして製造業の末端にじわじわ来ている典型例です。



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