確実に世界の石油備蓄量が減少し枯渇への道をたどる。その時に何が起こるのか?
日本政府はホルムズ海峡を経由せずに米国や他国から多くの石油を輸入し始めていますが、ホルムズ海峡を経由して輸入しているものは石油だけではないため、日本の経済活動やサプライチェーンがどうなってしまうのか、全くわからない状況です。
イスラエル抜きの米国とイランの覚書で早々と成立させた和平合意は予想通り頓挫しました。
革命防衛隊が支配するイランと交渉をしても時間の無駄と思います。
革命防衛隊や代理武装勢力が徹底的に潰されない限り、イランの脅威を取り除くことはできないと思います。表面的な合意はすぐに頓挫してしまいます。中東では以前から米ドルではなく人民元で石油を取引していますが、この戦争は中国(人民元)と米国(米ドル)の覇権争いがあるのも確かでしょう。
ホルムズ海峡が再び封鎖されてしまい、この戦争はウクライナ戦争よりも厄介です。ウクライナ戦争もロシアが潰れて一日も早く終わってほしいと思いますが、イラン戦争もイランの現体制と武装組織が一掃されないと終わらないような気がします。そのためには空爆だけでは効果がないのでしょう。地上戦で、広大なイランの地にクルド人部隊を送り込みますか?ただ、反イスラエルのイランに中国だけでなくトルコが軍事協力すると大変なことになってしまいます。
イラン戦争が長引くと米国国内がさらに混乱するのではないでしょうか。
11月の中間選挙でトランプはどのように評価されるのでしょうか。中間選挙後に中東の情勢がどうなるのか気になるところです。
日本は、結局、レアアースもそうですが、資源を外国に依存しすぎました。日本の領海、領土には石油を含め多くの資源が眠っているのに政府は、日本は資源のない国と決めつけ、自国の資源を開発せず楽な方法(輸入)を推進してきました。グローバリズムが進み過ぎた今の世界では、日本も世界の情勢に左右され過ぎます。ホルムズ海峡がどうなっても大丈夫という状態にしていかないと日本にも色々な面で大きな影響が及ぶのではないでしょうか。
紅海まで封鎖されそうです。
The Battle For The Strait Of Hormuz Will Show Whether The World Can Survive Without Oil From The Persian Gulf Or Not
(一部)
7月15日付け
ホルムズ海峡の戦いで、世界がペルシャ湾からの石油なしで生き残れるかどうかが試されるでしょう。
By Michael Snyder
ホルムズ海峡が長期間完全に閉鎖されると世界経済がどうなるのかを我々は知ることになります。イラン戦争前は、 アジアの石油輸入量の約45%がこの海峡を経由していました。
中国は他国よりも多くの石油を中東に依存しています。そのため中国の原油輸入量はかなり落ち込みました。
中国にとってこの状態は持続可能ではないため怒り心頭です。同時にロシアは、エネルギー・インフラへの容赦ないドローン攻撃を受けており、インドからガソリンを買う羽目になりました。ホルムズ海峡が数か月間完全に閉鎖されるなら、世界のエネルギー供給は非常に厳しくなり、石油価格は前例のない水準まで上昇するでしょう。
月曜日、2隻のUAEのタンカーがイランの巡航ミサイルに攻撃され、世界は衝撃を受けました。
イランは、許可なくホルムズ海峡を通過しようとする商船は攻撃の対象になると警告していましたが、これははったりではありませんでした。
火曜日に、3隻のリベリア船籍の原油タンカーもイランに攻撃されました。
これらの攻撃によりホルムズ海峡の通航が完全停止しました。
この状態がすぐに変わる見込みはありません。
なぜなら、IRGC(イラン革命防衛隊)が「米国の悪者たちがこの地域に留まる限り、石油もガスも一滴たりとも輸出させない。」と宣言したからです。
かなり強い発言です。
一方、トランプ大統領はイランの全ての船舶の往来を封鎖することを決定しました。
↓ トランプ大統領はホルムズ海峡の全面封鎖を発表しました。また、トランプは、ホルムズ海峡を通過する全ての貨物に20%の「通行料」を求める自身の提案について、湾岸諸国との貿易・投資協定で代替するとし、撤回する考えを示しました。
これが実際に起きていることです。
このような最新の動きが起こる5週間前から、既にホルムズ海峡を通過する船舶交通量は最低レベルに落ち込んでいました。
今やイランは本気でホルムズ海峡を閉鎖しようとしてるため、海運会社はわざわざ船舶の航行を試そうとはしないでしょう。
たとえ最小の原油タンカーでも何百万ドルかかるため、所有している船舶が巡航ミサイルの攻撃よって海底に沈むことは望まないでしょう。
そして米海軍は、イランの石油がこの地域から絶対に輸出されないようにするつもりです。
中国は、米国がイランの船舶を封鎖したことに激怒するでしょう。なぜなら中国はイランの石油に依存しているからです。
火曜日、中国はホルムズ海峡を通る船舶の「通常通りの安全な航行」の再開を要求しました。
中国にとって良いニュースは、他のどの国よりも石油備蓄量が多いという点です。
しかし、悪いニュースもあります。それは、中国の原油輸入量が非常に低いレベルまで落ち込んでいることです。
もしこの危機が長期間続けば、中国は石油の流れを回復させるために何らかの措置を取らなければならなくなります。
しかし、この戦争でどちらかが引き下がらないと、この危機がすぐに終わるようなことはないでしょう。
元ペンタゴン関係者のジェイソン・H・キャンベル氏は、イランを空爆しているだけではホルムズ海峡の戦いを勝利することはできないと指摘しました。
私もずっとそのように言ってきました。
イランを空爆するだけではこの任務は達成できません。しかし、米国が地上部隊を派遣することなど考えられません。
では、これからどうすればよいのでしょうか?
現時点では、イランへの爆撃は続きます。
火曜日、イランはバーレーンにクラスター爆弾を投下し、米国はそれに対応しています。
また、米国が再びイラン南部のケシュム島を攻撃しているとも言われています。
そうです、第三次イラン戦争が始まったのです。
イスラエル防衛軍はまだ積極的な参戦していませんが、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、イスラエルを攻撃した場合は酷い一撃を食らうだろうとイランに伝えています。
イランのミサイルが再びイスラエルに向けて発射されるのは時間の問題だと思います。
そしてその時は本当に大変なことになります。
狂気と言えば、サウジアラビアがフーシ派の空港の一つを爆撃したため、フーシ派はサウジアラビアの空港を爆撃しました。
フーシ派とサウジアラビア間で全面戦争がいつ起きてもおかしくありません。
そしてこれはパキスタンを巻き込むかもしれません。なぜなら、パキスタンは最近サウジアラビアと相互防衛条約に署名したからです。
話し合いの時間は終わりました。
間もなく、我々は信じられないほど衝撃的な事態のエスカレーションを目撃し、ホルムズ海峡が長期間閉鎖されるのは確実です。
これは世界経済の回復力を試す真の試験となるでしょう。
石油の備蓄は着実に枯渇しつつあり、これがかなり減れば大きなパニックが起こるでしょう。



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