行方不明「グローバルホーク」の機体一部か、鳥取沖で発見 海保の航空機
グローバルホーク 上空2万mから日本領空周辺を守る 燃料無補給で36時間の航続可能
15日午後1時ごろ、鳥取県沖の日本海の公海上で、航空自衛隊の無人偵察機「グローバルホーク」の通信が途絶え、行方不明になった問題で、海上保安庁は、海保の航空機が海上で偵察機の機体の一部のようなものを発見したと明らかにした。
鳥取県沖の日本海の公海上で15日、航空自衛隊の無人偵察機「グローバルホーク」の通信が途絶えた。外から見ると頭でっかちな機体で、パイロットが座るようなコックピットはない。一体、どんな性能を持つのか。
複数の関係者によると、グローバルホーク(「世界規模のタカ」の意味)は米国製。青森県の空自三沢基地にいま、計3機が配備されている。2022年3月に2機、翌23年6月に3機目が投入された。同基地には同機の飛来に合わせ、22年12月に運用部隊の「偵察航空隊」が発足し、常時継続的に上空での活動を続け、日本を守っている。
機体の全長は約15メートル、翼の部分を含めた幅は約40メートルもある。重さは約14.6トン。地上から無線で操り、機体に備わる巨大なアンテナや高性能の赤外線カメラなどを駆使し、昼夜を問わず偵察活動を行っている。
最大巡航速度は約570キロで、東京〜大阪間であれば1時間前後で飛ぶ。最大高度は約2万メートル。燃料補給を受けずとも約36時間、広範囲を航続できる。これが一番の特徴だ。武器は搭載していない。
黒井文太郎氏「対北朝鮮の監視活動が任務か」
軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏は産経新聞の取材に応じ、同機について「さまざまな無人機のなかでも大型だ。ミサイル発射を続ける北朝鮮からの電波を傍受したりしている。ロシアや中国も監視対象だ。今回は、方角から見ても、対北朝鮮の監視活動が任務だったのではないか」と指摘した。



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