車内の会話が筒抜け? 情報機関がスマートカーで「機密話すな」警告、中国勢がシェア拡大
英メディアは昨年、英国防省が機密性の高い軍事施設への中国製部品を使用した電気自動車(EV)の乗り入れを禁止した
IT技術を活用した「スマートカー」に関連し、オランダ当局は2日までに、外部からマイクやカメラが操作されたり、位置情報が取得されたりする恐れがあると警告した。中国製のシェア拡大に伴って、情報漏洩(ろうえい)への懸念が拡大していることが念頭にある。
オランダの情報機関「総合情報保安局」(AIVD)は9月30日に公表した注意喚起で、スマートカーは乗員や車両に関する膨大なデータを収集し、「国家機関を含むさまざまな関係者がアクセスできる可能性がある」と指摘した。現代の車両には「スパイ活動のリスク」があるとし、車内で機密情報を話さないよう呼びかけた。
車載IT技術への懸念は他国でも強まっている。英メディアは昨年、英国防省が機密性の高い軍事施設への中国製部品を使用した電気自動車(EV)の乗り入れを禁止したと報じた。情報を遠隔収集される可能性を懸念しているという。
豪州紙オーストラリアン・フィナンシャルレビューも今年7月の記事で、豪州政府がプライバシーとサイバーセキュリティーに関する法律を改正しない限り、「権威主義政権は自動車の運転手から機密データを収集して兵器化する」と警告した。



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