「国民が悪いってこと?」古川デジタル大臣 「自分の情報は自分で守って」発言が物議
「個人でどうやって守れというのか?」政府の情報防衛に集まる不信感
近年、国内の企業や組織を狙った悪質なサイバー攻撃が頻発しており、多数のユーザーの個人情報が第三者に漏洩する事案が後を絶たない。特に直近では、私たちの生活に密着したサービスで数百万から数千万件規模という前代未聞の流出事件が立て続けに発覚している。
「9月25日に、カーシェアリングサービス『タイムズカー』において外部からの不正アクセスがあり、最大で約660万件の個人情報が流出した可能性が発表された。この中には、氏名や連絡先だけでなく、退会者も含めた運転免許証の画像といった情報が含まれており、社会に大きな衝撃を与えることに。
さらにその直後の10月5日には、人気焼肉チェーン『焼肉きんぐ』が、公式アプリの会員管理システムへの不正アクセスを公表。これにより、なんと約1079万件ものアプリ会員の個人情報が漏洩したことが判明しました。サイバー攻撃による個人情報流出は、今年に入って500件を超え、現時点ですでに過去2年に並ぶ規模となっています」(全国紙社会部記者)
こうした極めて深刻な状況下で行われた6日の記者会見で、古川デジタル大臣は一連の情報漏洩問題に言及。「サイバー攻撃は、もはや企業や組織だけの問題ではない。国民一人一人の対策が被害の防止につながる」と指摘した上で、「自分の情報は自分で守るという意識を持って、被害防止に向けた取り組みに協力してほしい」と国民に自己防御を呼び掛けた。
国民のセキュリティに対する当事者意識を高める意図があったとみられるが、この発言に対してXなどのSNS上ではツッコミの声が相次いでいる。
《提供先の企業への不正アクセスによって漏洩しているのに、個人でどうやって対策しろというのか》 《どこかに登録した情報が漏れても自己責任? サービスを利用した国民が悪いってこと?」》《個人に防御を丸投げするなら、そもそもデジタル庁なんて必要なくないか》《他力本願すぎる》
さらに、古川デジタル大臣の発言は、今年7月に発足したばかりの「国家情報局」にも飛び火している。今回の“自己防衛”の呼びかけに対し、ネットユーザーからは《国家情報局は今、一体何をしているのか》《こんなんでよくインテリジェンス機能だの国家情報局だのと偉そうなことが言えるね》と、政府の情報セキュリティ体制を疑問視する声が出ている。
「古川大臣は個々人の努力で多くのサイバー被害は防げるという提言で、それ自体としては真っ当な発信だと思います。しかし本来、デジタル庁は日本の安全・安心なデジタル基盤の実現に向けて、国のサイバーセキュリティ対策を牽引する役割を担った機関。“では一体デジタル庁は何をやっているのか?”と疑問を抱く人が少なくなかったのでしょう。
また国家情報局は、サイバー空間を含む国家の安全保障に関わる情報収集・分析などのインテリジェンス機能の強化を目的として創設されたはずでした。しかし、同局をめぐっては国家による国民監視やプライバシー侵害、情報の政治的利用が懸念されています。古川氏の発言は、結果的に国民の情報を取り扱う政府への信頼感を損ねることになってしまったようです」(前出・全国紙社会部記者)
マイコメント
今回のサイバー攻撃による情報漏洩事件はともかく発生件数がこれまでにないくらいの件数に
達していて異常です。
なぜ、ここに来てこうした問題が多発しているのか?
そのカギは先日政府が発表したAI利用を目的とした個人情報を個人の承認なしに住所・氏名、
その他医療情報やクレジットカード利用履歴などを含めた形で提供できるとした個人情報改
正に絡んでいるように見えます。
この個人情報改正は昨年高市早苗首相は2025年10月29日、総理大臣官邸で米生成AI企業アン
ソロピックのダリオ・アモデイ最高経営責任者(CEO)と面会した後に提出されています。
従って、ダリオ氏から日本人の個人情報提供を強い申し出があったことになります。
なぜ、AI利用には無制限に嬢王提供が許されるのか?
と言う点を考えると将来AIが個人情報から個人の特定が可能なる道を進めている気配が濃厚の
ように見えます。
SF映画などに出てくる、犯罪捜査で個人の居場所の特定や犯罪歴、思考歴、宗教歴、購買記録
が画面に出され即座に逮捕に結びつくという場面です。
国内主要各所に監視カメラが設置され常時国民の動向を監視していて、何らかの犯罪があった
場合、犯人の特定や逃走経路を特定できるようになっています。
現在の犯罪捜査でも監視カメラが活用されていて多くの事件で犯人逮捕に結びついています。
今や、都内であればほぼ完全犯罪は不可能な状態です。それだけ監視カメラが増えてきている
ということです。
もはや、国民のプライバシーは無いに等しいものになっています。
そのうち、各家庭に1台監視カメラの設置を義務付ける時代がやってくるだろうと思うほどです。
各企業で相次いでいるサイバー攻撃による個人情報を国民自らが守れと言うのは暴言に近いも
のであって、防ぎきれるものではなく、個人の守備範囲を超えています。
こうした事件を背景にいずれ出てくるのは「国民が守れ」という言葉から「マイナンバーカー
ド必携」という流れです。
国民の個人情報を守るためにマイナンバーカードに登録しましょうというものです。
情報の一元管理を進めたい政府にとっては今回の事件は根が足り叶ったりということでしょう。
それに、今回の情報漏洩ではサイバー攻撃をどこから受けたかの情報が公開されておらず
その点もおかしなことです。これまではどこから攻撃を受けたかある程度報道されていまし
たが、今回は一切なしです。
もしかしたら、どこかのAI機関が政府の要請を受けてやっているのは?
と勘繰りたくなります。当然、AI機関は取得した情報の悪用はしないでしょう。
いずれにしても、どこかの時点でマイナンバーカード取得の義務化が出て来るかもしれ
ません。


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