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フランスが観測史上最も暑い日を記録する中で数十人が死亡。ほとんどの死亡原因は「海や池での溺死」

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溺死者が相次いだ池 フランス

フランスが観測史上最も暑い日を記録する中で数十人が死亡。ほとんどの死亡原因は「海や池での溺死」

6月としての観測史上最高気温が322の観測地点で記録される

フランスが観測史上最大の熱波に包まれていまして……というか、もうヨーロッパのほぼ全部が暑い状況ではあり、その中でも、フランスやイギリスでは、観測史上最高気温が次々と更新されています。

以下は、6月22日の月曜日のフランスの最高気温で、ル・ブランという場所では、「 44.3℃」という、6月のヨーロッパではあり得ない気温となっています。パリも 40℃に近づいていますね。

2026年6月22日のフランス各地の最高気温

The Weather Network

この日は、

・122の観測地点ですべての観測史上の最高気温

・332の観測地点で6月としての史上最高気温

を記録したそうです。

とにかく、ヨーロッパ全体が以下のような気温(平年との差異)の状況で、フランスの「薄いピンク」の色分けは平年より気温が 12℃ 〜 16℃など高いことを示します。スペインにも同じ色分けの地域があるで、スペインも相当な高温となったはずです。

2026年6月22日のヨーロッパの平年との気温の差異

tropicaltidbits.com

北欧の一部を除けば、この日のヨーロッパでは、平年より気温の低い場所はほとんどなかったことになります。

このフランスでの一連の暑さにより、6月18日以来、数十人が亡くなったと報じられていますが、それは確かだとして、実は「暑さで亡くなった」のではなく

「海や池などで溺死した若者が死者の大部分(40人が死亡)」

でした。

実際には、この他に、カルパントラという場所で「2歳と 4歳の子どもが車の中で死亡しているのが発見された」という悲劇もありました。

40℃を超えるような暑さですと、自動車の中はあっという間に超高温になります。

スタンフォード大学の研究によると、以下のように気温が上がります。

・最初の10分:車内温度は +11℃前後上昇。

・30分:車内温度 +20〜25℃以上上昇

・60分:車内温度+22〜25℃以上上昇し、外気温より高くなる。

今のフランスのような 40℃などの気温の場合、「30分間、炎天下に自動車を放置するだけで、車内温度は 50〜 60℃になる」のです。それ以上の放置だと、70℃を超える可能性があります。特に、子どもは体温上昇速度が大人の 3〜 5倍で、あっという間に体温 40℃などの危険な状態になりやすいです。

研究では、猛暑の中では子どもやペットに関しては「 1分の放置でも危険」だとされています。

こういう事故は日本でも、理由はさまざまにしても、夏にはわりとよく起きますからね。

夏には気をつけたいところです。

というわけで、フランスについての報道です。

 


フランスで史上最も暑い日を記録、国内各地で40人が溺死

France records hottest day ever as 40 people drown across country
Guardian 2026/06/23

フランス国立気象局によると、火曜日 (6月23日)は1947年の観測開始以来、最も暑い日だった。


6月23日、パリの観光客は日差しを避けるために傘をさしていた。

フランスでは観測史上最も暑い日を記録した一方、ここ数日間で全国各地で監視員のいない海域で泳いでいた 40人が溺死したことが確認された。

「溺死事故が悲劇的な惨禍となっている」とセバスチャン・ルコルニュ首相は火曜日に述べた。

「最新のデータによると、6月18日以降、40人が死亡している。犠牲者のほとんどは若者だ」

ルコルニュ氏は、フランス西部の一部地域で気温が 40℃を超える猛暑に見舞われている初夏の猛暑に対処するため、閣僚らとの緊急会議を主宰する準備を進めていた。

「私たちは、かつてないほどの猛暑を経験している」とルコルヌ氏は述べた。「昼夜を問わず、地域および全国の気温記録が更新されている」

フランス気象局は、火曜日が 1947年の観測開始以来最も暑い日だったと発表した。「ランド県ピソスでは気温が 44.3℃まで上昇した」とソーシャルメディアで述べ、「ボルドーの 42.1℃をはじめ、月に関係なく多くの都市で前例のない高温を記録している」と付け加えた。

フランス気象局によると、国内の約半分が「耐え難いほどの猛暑」に見舞われ、54の県に赤色の熱波警報が発令された。また、夜間の気温も 1947年以来の最高を記録したという。

世界で最も多くの観光客が訪れる観光名所であるエッフェル塔とルーブル美術館は、猛暑のため開館時間を短縮せざるを得なくなったと火曜日に発表した。

エッフェル塔の運営会社は、火曜日の現地時間午後4 時(通常より 8時間以上早い)に「異例の閉鎖」を行うと発表し、水曜日 (6月24日)も同様の措置を取る可能性が「非常に高い」と述べた。

ルーブル美術館は、水曜日から土曜日まで閉館時間を 2時間早めると発表した。

「歴史的建造物の一部は自然の耐熱性を備えているものの、美術館は依然として脆弱であり、気候変動への適応が十分ではない」と、世界で最も来館者数の多い同美術館の運営側は声明で述べた。「熱の蓄積は一日の終わりに最も大きくなり、来館者数の多さによってさらに強まる」。

フランス気象局は、暫定データに基づき、火曜日の早朝、フランス全土 30か所の気象観測所で測定された昼夜の最高気温の平均値であるフランスの全国体感温度が過去最高の 29.8℃に達したと発表した。これまでの最高記録は 29.4℃で、2003年8月と 2019年7月の熱波の際に記録されたものだった。

 

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