ブラジルで呼吸器感染症の増加で公衆衛生上の緊急事態が宣言される。入院患者の約半数が「原因病原体が不明」

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コロナウイルス 感染症

ブラジルで呼吸器感染症の増加で公衆衛生上の緊急事態が宣言される。入院患者の約半数が「原因病原体が不明」

ミナスジェライス州北部で重症急性呼吸器症候群の症例が増加

現在までに、州北部地域の54自治体のうち16自治体でこの症候群による死亡が記録されている。

州保健省によると、ミナスジェライス州北部では重症急性呼吸器症候群の症例数が増加しており、今月初めまでに2025年に 567人が入院、23人が死亡した。

州全体で病気が拡大したため、公衆衛生上の緊急事態が宣言された。 54の自治体を管轄するモンテスクラロスの地域保健監督局(SRS)は、インフルエンザの予防接種を強化することを推奨している。

入院患者の多くは 1~ 9歳の幼児(255人)と 60歳以上の高齢者(191人)だった。

特定された原因のうち、170件の入院はその他の呼吸器ウイルスによるもの、18件は新型コロナウイルス感染症によるもの、6件はインフルエンザによるものだった。しかし、269件については原因が特定されておらず、より効果的な疫学的監視のために臨床検査の必要性が強調されている。

インフルエンザの予防接種は 4月7日に始まり、同地域の 43万6000人以上の予防接種を目指している。当初は優先グループを対象としていたが、4月25日からは生後 6か月以上の全人口に拡大された。

市役所によると、モンテス・クラロスも拡張に加わり、バシモベルと週末に営業するショッピングモール内の部屋に加えて、43のワクチン接種室を提供するという。

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