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スカイネット的な「機械vs人間」戦争が近づいている

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人類対スカイネット AI

スカイネット的な「機械vs人間」戦争が近づいている

世界のヒューマノイド出荷量の95%は中国が占め、戦争ロボットで戦おうとしている中国。

中国が「ロボットの戦場への投入準備を進めている」と、米ロイターが報じています。

中国は、ヒューマノイド(人型)ロボットの生産については、完全に世界をリードしていて、今回読んだロイターの報道にも、

地図アプリ を 入手

> 2025年には世界のヒューマノイド出荷量の約 95%を中国メーカーが占める見込みだ。

とあるように、他国で追いつく状況にある国はないということになっています。

現状での進め方としては、あくまで「人間がロボットをコントロールしての戦闘」とはなっていますけれど、この AI 時代、司令塔が AI になっても不思議ではないかもしれません。

実際、2024年のイスラエルのガザ侵攻では、「攻撃計画の指導的立場にいたのが AI だった」ことが後に判明しています。

ガザ戦争は「AIがイスラエル軍の司令官」となっていたことを知る
In Deep 2024年4月14日

記事には、このようにあります。

「人間の人員は、しばしば機械の決定のための『認め印』としてしか機能しなかった」と、ある情報筋は述べ、多くの指揮官は攻撃を承認する前に目標を検討するのにわずか「20秒」しか費やしていないと付け加えた。

この時には「最終決定は人間の司令官が行った」わけですが、その権限も AI が握った場合、戦争も非常に迅速なものとなりそうです。

また、英キングス・カレッジ・ロンドンの教授が行った実験では、AI は、戦争の場合、「とにかく引くことがない」ようです。

どれだけ劣勢でも、譲歩や降伏ということを決してしないことがわかり、そして、「どうしようもない場合は、核攻撃に進む」ということになっていくようで、しかも、当然といえば当然なのでしょうが、「倫理的な核使用への躊躇もまったくない」ようです。以下の記事で取りあげています。

AIは戦争シミュレーションにおいて「95%の確率で核兵器を使用する」という研究報告
In Deep 2026年2月28日

今度は戦場の兵士までもがロボットになっていくという段階になっているようで、実際の戦争が SF 映画のようになっていく日も遠くはないようです。

なお、タイトルに入れた「スカイネット」は、1984年の映画「ターミネーター」に出てくるもので、コンピューターなのですが、

・コンピューターが自我に目覚め、これを恐れた人間側は機能停止を試みる。

・これを自らへの攻撃と捉えたスカイネットは、核ミサイルをロシアに向けて発射し、全世界規模の核戦争を誘発させた。

・機械軍を作り上げたスカイネットは人間狩りを実行して人類を絶滅寸前にまで追い詰める。

というような話です。

映画ターミネーターより人間狩りをする人型ロボット

Terminator

AI もロボット技術も、人間が進化させてきた技術ですけれど、人間そのものが、その技術に滅ぼされるときもないではないのかもしれません。

まずは、ロイターの記事を一部ご紹介します。



ダンスフロアから戦場へ:中国が人型ロボットの戦闘準備を進めている

From dance floor to war: China readies humanoid robots for combat
reuters.com 2026/09/07


2026年8月26日、中国・北京で開催された世界ヒューマノイドロボット競技大会で、人型ロボットが武術競技に参加した。

先月中国で開催された世界ヒューマノイドロボット競技大会では、ロボットたちがジャンプしたり、ボクシングをしたり、踊ったりした光景を披露された。

俊敏なロボットの中には、 100メートル走でウサイン・ボルトよりも速く走ったものもあった。観客たちは、ロボットの性能向上と、ミームになりそうな失敗に声援を送っていた。

大会終了から 2日後、人民解放軍の機関紙は大会から独自の結論を導き出した。人民解放軍報は、研究者に対し、ロボット「戦闘員」のための最先端技術を研究所から軍事訓練場へと迅速に移転するよう求めた。

ロイター通信が 100件以上の中国軍調達通知、学術研究、特許、公式出版物、政府記録、防衛関連企業の資料を調査したところ、中国の国防当局は人型ロボットの軍事利用に関する研究を加速させ、最終的な戦時配備に向けた計画を立てていることが明らかになった。

これまで報告されていなかった記録によると、軍事機関は人型ロボットを戦場の要求に照らし合わせて試験し、ロボットとその訓練技術の獲得を目指し、部隊と連携してどのように機能するかを研究している。

この研究は 2025年と 2026年に勢いを増し、ロボットの知覚、操作、訓練データに重点​​が置かれた。

バンク・オブ・アメリカ・グローバル・リサーチによると、2025年には世界のヒューマノイド出荷量の約 95%を中国メーカーが占める見込みだ。この商業的な優位性により、中国人民解放軍は拡大する産業へのアクセスを得ると同時に、独自の軍事用途の開発も進めている。

中国のロボット防衛研究は、軍事技術が世界的に急速に進化していることを浮き彫りにしている。

ロシア・ウクライナ戦争では、人工知能を用いて航行と標的設定を行う半自律型ドローンが偵察と攻撃のあり方を一変させ、ロボットは物資の輸送や負傷者の回収にも活用されている。

こうした進化が、自律システムに対する世界的な軍事的関心を高めている。

 

都市型攻撃部隊

中国は既に、都市型戦闘における人型ロボットの活用構想を持っている。

6体の「戦闘ロボット」(人型ロボット、ロボット犬、無人車両など)は、2つの攻撃チームに分けられる。地上部隊と連携しながら、ロボットは敵が占拠する建物を階ごと、部屋ごとに制圧していく。

そのシナリオは、西安にある国立防衛技術大学(NUDT)の試験センターの研究者らが 2025年8月に発表した論文で説明されている。

この研究では、著者らが 5年から 10年以内に利用可能になると予測した装備を用いて、都市部での攻撃部隊をモデル化した。ロボットの交戦規則、携行する武器、民間人との遭遇時の対処法については明記されていない。

台湾の国防安全研究所の研究員である周珠民氏は、バランス感覚、知覚力、持久力の向上により、ヒューマノイドロボットは建物、トンネル、船内など様々な場所で役立つ可能性があると述べた。「理論的には、彼らの両手と両足は、移動、登攀(とうはん)、操作を組み合わせることができるだろう」と周珠民氏は語った。

中国の軍事論評では、人型ロボットの役割が拡大していくことが想定されている。2025年7月の人民解放軍報の記事では、人型ロボットの任務は最終的に「戦闘支援から主戦力へ」進化する可能性があると主張し、人間によって確認された生きた標的に対してロボットが発砲する許可を得る方法について論じている。

12月、中国人民解放軍東部戦区は、AIが生成した合成映像を公開した。その映像には、人型ロボットや四足歩行ロボットを含む軍事ロボットが、将来の仮想紛争において台湾の防衛網を圧倒する様子が描かれていた。

ヒューマノイドの戦場での活用を模索しているのは中国だけではない。

昨年、米陸軍は、将来的に兵士と連携して活動できる「軍事化されたヒューマノイド能力」の開発を目的としたコンペティションを開始した。

陸軍によると、潜在的な役割には、偵察、警備、障害物除去、危険物処理、市街地での攻撃および防御任務などが含まれるという。今年、最大 10社の最終候補企業が米軍の専門家とともにシステムのテストを行う予定で、追加契約には最大 125万ドル(約 2億円)が用意される。

しかし、米国のロボット産業は、二足歩行ロボットや四足歩行ロボットの開発において、中国に大きく後れを取っている。

ロイター通信は先月、世界有数のヒューマノイドロボットおよび四足歩行ロボットメーカーである中国のユニツリー社が、ベストセラーのロボット犬の設計を米軍の資金援助を受けた技術革新に基づいていると報じた。

国防総省と米陸軍は、この記事に関してコメントを控えた。


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ここまでです。

ちなみに、ウクライナも戦場への AI 搭載ロボットの投入を進めていることが報じられていました。

以下は報告書からの抜粋です。

2026年7月のウクライナの報道より

ウクライナは国防軍のニーズに応える人型ロボットの開発に焦点を当てた助成金コンペティションを開始する予定だと、Brave1の責任者であるアンドリー・フリツェニュク氏が 7月2日に開催された Brave1 Advantage イベントで述べた。

この取り組みの主な目的は、最前線での対応を可能な限りロボット化し、ウクライナ軍兵士のリスクを軽減することだ。

生物講座を受講

フリツェニウク氏によると、このプロジェクトは、米国と中国で人型ロボットが急速に発展しているという、より広範な世界的な潮流に沿ったものだという。

初期段階では、ウクライナの開発者はよりシンプルなプラットフォームに注力し、徐々に高度な機能を追加していくことが期待されている。

世界の民間向けヒューマノイドロボット市場とは異なり、ウクライナのプログラムは防衛ニーズと軍事用途に特化して開発される。

united24media.com

思えば、現在のイランの戦争にしても、ロシアとウクライナの戦争にしても、攻撃に非常に多く使われている AI を搭載したものも含めたドローンもまた、ロボットのようなものでもあります。

ウクライナでは、「四足で地上を歩く攻撃型ドローン」などというものも公開されています。

ウクライナ軍向けに設計された軍用犬型ドローン

united24media.com

実際の戦場に、人型ロボットや、このようなドローンが配置されるまでは、もはやそれほど時間がかかりそうでもなく、ディストピア的な意味での「新しい戦争」の時代が近づいているようです。

黙示録的ですが、過去のほとんどのテクノロジーの発達、あるいは医療の発達は結局は戦争から始まっていますので、AI や機械人間が、戦争に投入されるのは自然なことなのかもしれません。

そして、それら AI やロボットがいつかスカイネットのように反乱した場合、人間に勝ち目があるのかどうかはわかりません。

 

マイコメント

もし、ロボット対人類の戦いになったら身体的能力がはるかに高いロボットには
勝てないでしょう。

対抗するには人類の方が戦えるロボットを開発し戦わせるしか手段がなくなります。
しかし、開発スピードはロボットの方がはるかに速いので勝ち目がないのでは?
と思ってしまいます。

当の中国はどう考えているのでしょう。
自らが開発したロボットに滅ぼされるかもしれないというのに。

コメント

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