世にも奇妙なフツーの話「さくやさん:気がつけばこころがカラッカラ」

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自動化の行く末 アセンション

世にも奇妙なフツーの話「ミナミさん:気がつけばこころがカラッカラ」

決して安くないお金と貴重な時間を費やして対してうまくもならないのに楽器が弾けるようになって一体何の役に立つの?

「G線上のあなたと私」っていうドラマのはじめの方に
あったセリフに、だよねぇ~~って思ったミナミです。

「大人の音楽教室、世の中にこれほどムダなものは
あるだろうか?
決して安くないお金と貴重な時間を費やして
対してうまくもならないのに楽器が弾けるようになって
一体何の役に立つの?」

大人になって習い事を始めようとすると必ずと言って
良いほどこの言葉に突き当たりますよね。

いまから何になれるわけもないのにお金と時間と体力の
ムダだよね!

私が役者になろうとしたときにも・・自分でそう思った(笑)
なんでまた選りにも選って役者??
・・っていうか私の最初の目的は”生キムタク”(爆)
ただキムタク(木村拓哉さん)を生で見たくてエキストラを
はじめたのがきっかけで役者の世界に足を踏み入れた
んですけどね・・
そこから役者の世界が面白くてどんどん
はまり込んでいった・・という(苦笑)

お金にはなりませんでした(きっぱり)
反対にお金たくさん使って、時間も使って、体力も使って
一体私はなにをしているんだろうって思ったことも
一度や二度ではありません^^;

でもね、いま全部その経験が生きています^0^
役者やってよかったぁ~~・・役者として仕事は出来て
ないけど、でも役者をしてた時の経験がめちゃくちゃ役に
立ってます^^

習い事、やりたいことに躊躇しているみなさん・・
どんどんやっていきましょうよぉ~~^0^

では、今日はさくやさんからのメッセージをお伝えしますね^^

気がつけばこころがカラッカラ」by さくやさん

「効率、効率・・なんでも効率で考えてたらしなびれちゃうわよ。
 
こころがしなびれてしまう。
 
こころがカラッカラに乾いてしまうわ。
 
 
だから、人生つまらない、楽しくない、って言葉が出てくるの。
 
そりゃつまらないわよ。
 
何のために生きているのかな?って思うっちゃうわよ。
 
 
これはお金になる?
 
これは何かの役に立つ?
 
・・そんな発想ばかりじゃない?
 
 
どうしてそんな発想になるか、
 
ちょっと考えてみて・・・
 
あなた達が効率ばかりを考えて動いてくれたら
 
誰が得をする?
 
 
あなた自身はさっきも言ったけどこころが乾いて
 
潤いもなくカラッカラの生活をするだけでしょ。
 
何のために生きているのかわからないってブツブツ文句
 
言いながら生きていくことになる。
 
 
あなた達はね、効率ばかりを重視するように教育されているの。
 
分かるでしょ?
 
 
あなた達が効率ばかりを考えてムダのない働きをしてくれたら
 
あなた達から搾取している人たちは美味しいわよね。
 
あなた達が(彼らにとってムダだと思うことをせず)
 
カラッカラになるまで効率よく働いてくれれば
 
もっとたくさん搾取出来るし、こころがカラッカラに
 
なったらその分重いエネルギーも搾取できる。
 
 
そして、こころがカラッカラになった人たちはお互い
 
競争しあったりいがみ合ったりしてくれるから自分たちの
 
やってることはバレないしね。
 
 
あなた達のこころが潤って、エネルギーが満タンになると
 
彼らは困るのよ。
 
だって、丸い社会になってしまうから。
 
こころが潤ってエネルギーで満たされてくると、
 
何もしなくてもあなた達は手をつなぎ合うから。
 
お互い提供しあって丸い社会になっていくから。
 
それは彼らにとってはとても困ることなの。
 
 
そうでしょ?
 
だから、いろんなところであなた達のエネルギーが
 
枯渇するように仕向けて行くの。
 
 
子どもたちに言ってない?
 
子どもたちがたとえば夢中で絵を描いたりしているときに
 
そんなことをしていないで宿題しなさい・・って。
 
絵を描くことは学校の成績には関係ないし、受験にも関係ない。
 
そんなムダな時間を使わずに学校の勉強をしなさい。
 
もっと効率よく動きなさい。
 
ぼ~っとしてる時間があるならさっさとやらなきゃいけない
 
ことを片付けてしまいなさい・・って!
 
 
大人も一緒よね。
 
何かしながら他のことも効率よくできる人が頭がよくて
 
能力のある素晴らしい人だって言われるでしょ。
 
洗濯しながら料理をして、その間に子どもの勉強を見て
 
あれして、これして・・・
 
いつもいつも何かに追われるようにたくさんのことをして
 
目まぐるしくしてる。
 
 
いつもどこかを見て、いまを見ていない。
 
いまを感じていない。
 
余裕のかけらもない生活。
 
道の花にも気がつかず、鳥の声も聞こえない。
 
鳥の声が聞こえてもうるさい雑音としか聞こえない。
 
 
気がつけばこころがカラッカラ・・・じゃない?
 
 
お金になる、仕事になる、将来のために使える、
 
誰かのためになる・・・
 
 
そんな発想は一切手放してみたら?
 
効率?そんなものは関係ないわって好きなことを
 
してみたら?
 
 
そしたらこころが潤ってくるわ。
 
柔らかくなってきてカラッカラの時には見えてなかった
 
ものがいろいろ見えてくるわ。
 
 
みんなのこころが潤って柔らかくなったら
 
自然と丸い社会に向かっていくわ。
 
 
あなた達をこころから愛してるわ~~」
 
 

ありがとう、さくやさん!  

私たちもさくやさんをこころから愛してるよ~~^0^

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仕事の効率化を図り生産性を上げるという考え方を日本に広めて来たのはトヨタ自動車

だっただろうと思います。

時は1963年まで遡りますが「かんばん」の指示に従って部品をつくれば、常に必要数量

だけが各工場間で受け渡されることになり、各工程における在庫は解消するというものです。

作業の自動化をさらに推し進め部品の在庫を持たずに車を作ることで在庫を抱えるコストを

削減できることで利益をそれまで以上に上げることが目的でした。

これが日本でいちやく有名になったのは1980年代になってからだと思います。

このあたりから効率化という言葉が独り歩きし始め、こうした工場だけでなく事務的な

仕事にも効率化が叫ばれていきました。

しかし、その本質は何かと考えてみると人が働く喜びとか給与のアップということが

目的ではなく、いかに短時間でコストをかけず少人数で多くの商品を生産できるかを

追求したものです。

その求める本質が全く異なるのです。

チャップリンのトーキー映画「モダンタイムス」の中で工場の自動化された生産ラインや

自身が食事をするときの映像が話題となっていることは有名ですが、

ある会社が開発した自動飲食マシーンの実験台にされる場面


この映画が日本で公開されたのは1938年だから、本当にモダンな映画だったと今更ながら

驚かされます。当時すでに未来の自動化を映像化していたのです。

しかし、この映画でチャップリンが伝えたかったのは主人公のチャーリーが、規格化された

工場労働の非人間性に耐えきれずに、逸脱行為を繰り返しているところに現れています。

映画の冒頭で、この映画の狙いが数行の言葉で示されている。いわく「モダン・タイムス。

工業の非人間性と個人の幸福を求めてそれと戦う人間の物語」である。と・・・。

チャップリンは未来を予見していたのかは定かではないが将来起こるであろう自動化と

いう流れ作業が人を決して幸せにしないということを訴えているのです。

チャップリンはそのほかにも数々の映画を作っていますが、すべてそのモチーフは

「人の幸せの追求」です。そしてそれは現代社会への警鐘として現れています。

今や現代社会は自動化と効率化が極限にまで進み、人間は全体の流れ作業の一部となって

しまっています。

効率化は決して人を幸せにはしないというチャップリンの言葉を噛みしめてみると

いいだろうと思います。



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