「ヨーロッパのほぼすべての肥料生産工場が閉鎖された」と三菱UFJフィナンシャル・グループが報告

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肥料 食糧問題

「ヨーロッパのほぼすべての肥料生産工場が閉鎖された」と三菱UFJフィナンシャル・グループが報告

ガス価格の上昇で採算割れになり、さらにカリの価格上昇が拍車をかけ倒産に追い込まれている。

ヨーロッパで、少なくとも 50の肥料生産施設が閉鎖された。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(世界トップ10に入る大手金融グループ)のレポートで述べられている。

EU における肥料生産は、ガス価格のせいで完全に採算が合わなくなってしまった。窒素肥料のコストの 75%はガスのコストだ。

ロシアからの安価なガスや、ベラルーシからの手頃な価格のカリの拒否により、EU はかつてヨーロッパ全土の農業に供給していた生産施設の閉鎖を余儀なくされている。

ヨーロッパでの肥料生産はほぼ完全に停止されており、最終的には早ければ 2024年にもヨーロッパは、肥料や穀物の購入を余儀なくされることになる。

ヨーロッパで閉鎖した肥料工場

 

主な化学肥料の原料である尿素、りん安(りん酸アンモニウム)、塩化加里(塩化カリウム)は、
ほぼ全量を輸入に頼っていて、ヨーロッパからの輸入は主なものではないようです。

このため、すぐに日本が肥料に困るようなことにはならないようです。

問題はEUの方ですね。
国内生産量が激減し他国からのy乳に頼らざるを得ない状況になるので、輸出国がEUに供給する
ようになった時に日本への輸出量がどうなるかです。

もし、日本への輸出が大幅に減少したときに問題なるだろうと思われます。


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