[森山高至氏] 千葉県の激甚水害を教訓にする「ハザードマップの盲点」
そして「水害時にやってはいけない危険なNG行動5つ」
千葉県が連続的に激甚水害に見舞われました。8月中旬の豪雨では観測史上1位の大雨を記録し、ハザードマップ想定区域外の広いエリアで内水氾濫が発生しました。さらに9月には台風25号の直撃による大雨で千葉県北部の印旛沼の堤防が決壊し深刻な浸水被害が発生しました。
建築エコノミスト・森山高至氏が、これらの災害を教訓にした「命を守る防災術」を解説されていました。
最初の動画では、ハザードマップの盲点が語られています。
「ハザードマップというのは基本的に土砂崩れ災害をメインに作られている。過去の被害を元にした地形的な要因がハザードマップでは優先されている。しかし千葉の8月の水害は、土砂崩れで危険な場所ではなく、平らな街中に雨水がどんどん溜まっていき、排水されずに浸かってしまった。元々海だったところを埋め立てて土地にしているところは被害にあいやすい。東京も大阪も、元々は埋め立ててできた都市なので基本的に水には弱い。」
「ハザードマップは一つの目安でしかないので、自分が暮らしているところに大雨が降った場合どうなるのかを想像し、自分の土地よりも高い場所を確認しておく。また、濡れては困るものは地下ではなく、高いところに置いておくなど、日頃から周りのことをよく見て考えておく。自分だけでわからないことは家族や、知り合いの建築や土木の専門家に聞いてみる。」
2つ目の動画は、ズバリ「水害時にやってはいけないNG行動5選」です。実際に被害に遭った方々の行動からの教訓です。
1つ目は「冠水したところを車で通る」水嵩が30センチ超えるとエンジンが止まり、50センチを超えるとドアが開かなくなる。車からは簡単に脱出できなくなる。
2つ目は「避難するタイミングを遅らせる」”まだ大丈夫”と思っているうちに逃げることが難しくなる。特に日が暮れると危険なので、子供や高齢者、ペットと一緒に、明るいうちに安全な場所に早めの避難をする。
3つ目は「地下の空間にいること」特に地下駐車場には水が一気に流れ込んでくる。大雨洪水警報が出たら地下には行かない。地下から脱出する時はエレベーターを使わないで階段を使う。
4つ目は「用水路やマンホールのある場所には近づかない」マンホールが内部からの圧力で浮いて落とし穴のようになる。マンホールごと水柱が噴き上がる事例もあった。普段から用水路やマンホールの場所を知っておく。
5つ目が最も危険で「情報を無視すること」正しい情報を取って、危ないと思ったら即行動。ツールとしては乾電池型のラジオが一番強い。災害時はネット回線が途絶えたり充電ができない場合がある。
他に、公衆電話を使った災害情報の番号があるそうです。事前に知らせておいた相手と伝言や連絡が取れる機能だそうです(9:25〜)。
建築エコノミスト・森山高至氏が、これらの災害を教訓にした「命を守る防災術」を解説されていました。
最初の動画では、ハザードマップの盲点が語られています。
「ハザードマップというのは基本的に土砂崩れ災害をメインに作られている。過去の被害を元にした地形的な要因がハザードマップでは優先されている。しかし千葉の8月の水害は、土砂崩れで危険な場所ではなく、平らな街中に雨水がどんどん溜まっていき、排水されずに浸かってしまった。元々海だったところを埋め立てて土地にしているところは被害にあいやすい。東京も大阪も、元々は埋め立ててできた都市なので基本的に水には弱い。」
「ハザードマップは一つの目安でしかないので、自分が暮らしているところに大雨が降った場合どうなるのかを想像し、自分の土地よりも高い場所を確認しておく。また、濡れては困るものは地下ではなく、高いところに置いておくなど、日頃から周りのことをよく見て考えておく。自分だけでわからないことは家族や、知り合いの建築や土木の専門家に聞いてみる。」
2つ目の動画は、ズバリ「水害時にやってはいけないNG行動5選」です。実際に被害に遭った方々の行動からの教訓です。
1つ目は「冠水したところを車で通る」水嵩が30センチ超えるとエンジンが止まり、50センチを超えるとドアが開かなくなる。車からは簡単に脱出できなくなる。
2つ目は「避難するタイミングを遅らせる」”まだ大丈夫”と思っているうちに逃げることが難しくなる。特に日が暮れると危険なので、子供や高齢者、ペットと一緒に、明るいうちに安全な場所に早めの避難をする。
3つ目は「地下の空間にいること」特に地下駐車場には水が一気に流れ込んでくる。大雨洪水警報が出たら地下には行かない。地下から脱出する時はエレベーターを使わないで階段を使う。
4つ目は「用水路やマンホールのある場所には近づかない」マンホールが内部からの圧力で浮いて落とし穴のようになる。マンホールごと水柱が噴き上がる事例もあった。普段から用水路やマンホールの場所を知っておく。
5つ目が最も危険で「情報を無視すること」正しい情報を取って、危ないと思ったら即行動。ツールとしては乾電池型のラジオが一番強い。災害時はネット回線が途絶えたり充電ができない場合がある。
他に、公衆電話を使った災害情報の番号があるそうです。事前に知らせておいた相手と伝言や連絡が取れる機能だそうです(9:25〜)。
千葉県を襲った連続都市水害 段階的なリスク管理、対策レベルの引き上げが重要に
引用元)Housing Tribune Online 26/9/28
令和8年夏、千葉県では短期間に激甚な都市水害が連続して発生し、甚大な被害が広がった。8月中旬の千葉豪雨では、千葉市で1時間115mm、24時間364mmという観測史上1位の記録的大雨を記録。下水道の処理能力を超える内水氾濫が広域で発生し、被害報告の55.7%がハザードマップ想定区域外で発生した。床上浸水1052棟・床下浸水2701棟を含む計6220棟の住家被害や車両約2700台の立ち往生、ポンプ場浸水や断水など都市機能・インフラに大きな打撃を与えた。県内で死者13名に上る被害をもたらした(※9月9日時点)。
さらに9月には大型で強い台風25号が直撃し、千葉県内で総雨量450mmを超える大雨となった。県管理6河川の浸水や北印旛沼などでの堤防決壊、土砂災害88件、道路通行止め75区間や鉄道運休が発生したほか、床上浸水405棟・床下浸水137棟の住家被害や最大約4360戸の断水、県内で死者6名・行方不明者2名に上る被害をもたらした(※9月23日時点)。
(以下略)
さらに9月には大型で強い台風25号が直撃し、千葉県内で総雨量450mmを超える大雨となった。県管理6河川の浸水や北印旛沼などでの堤防決壊、土砂災害88件、道路通行止め75区間や鉄道運休が発生したほか、床上浸水405棟・床下浸水137棟の住家被害や最大約4360戸の断水、県内で死者6名・行方不明者2名に上る被害をもたらした(※9月23日時点)。
(以下略)



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