新潟・佐渡島に最近、UFOが出現し続けているという。8月末から9月末にかけて、少なくとも4回、撮影された。ゆっくり飛行する大きな母船然としたものや、小型で飛行スピードが速い複数の子機らしきものなど、さまざまだ。オカルト評論家の山口敏太郎氏が徹底検証した。

 UFOを撮影した人物が匿名希望として、山口氏のユーチューブ番組「アトラスラジオ」宛てにその映像を投稿した。

 8月25日午後2時と同4時ごろに出現したUFOは、7~12個の白く発光する球体がほぼ横一線に並んでいるものだった。中央のものだけが右から左、左から右に少しだけ動いている。

 8月28日午後4時ごろ、加茂湖周辺に出現したのは、4個の白い球体らしきものだった。はっきりフォーメーションを組んでいるわけではなく、それぞれ速度も方向もバラバラに飛行している。そのうちの1個は、4個のうちの最後尾にいたが、左から右に急加速し単独で先頭に立った途端、動きを止めた。3個が追いつくのを待っているかのようだった。

 佐渡市の佐渡汽船で9月23日午後5時ごろに撮影されたものは、巨大な楕円型の黒い影が画面左から右へゆっくりと飛行するが、画面中央付近で突然動きを止めたかと思ったら、超加速し画面右へと消え去った。

 短期間でまるで違う動き、形状のものが出現した。まるで黒い楕円型が母船で、複数出た白い物体が子機ともとらえることができる。

 これらの映像を吟味した山口氏は「米国で見られていたUFOフリートとそっくりです。これはUFO編隊といえます。それにしても、佐渡島にUFOが出るというのは、なかなか意味深です。世界的に見て、UFOは古代遺跡のある場所や鉱物が埋まっている場所に出る傾向があります。佐渡金山といえば、有名な鉱山であり、世界遺産に認定されたほどです。そんな場所でUFOが頻繁に目撃されているというのは非常に興味深いですね」と語る。

 さらに続けてこう述べた。「佐渡といえば、団三郎ムジナという妖怪が有名です。木の葉を小判に見せたり、人間を化かしたりする妖怪です。団三郎ムジナが妖怪カネダマを人間に見せつけたのに、現代人はUFOととらえてしまったのかもしれません。同じものを見ても、時代によって妖怪とか、UFOとか、解釈が違ってきますから」

 また、佐渡島は日本海の島。北朝鮮や中国が船を出し、ドローンを飛ばしたという可能性も考えられる。

 その後も9月27日に白い複数のUFOが出現するなどしているだけに、今後もUFOが飛び続ければ、いずれ正体が判明するかもしれない。