国連総会で、ネタニヤフ首相の演説が始まると同時に多くの代表団が退席し、会場は空っぽに

金曜日 （9月27日）、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が演説に登壇した直後、国連総会（UNGA）の会場から数十人の代表者が退席し、会場の大部分が空になった。

この退席の様子を捉えた動画はソーシャルメディア上で急速に拡散し、ネタニヤフ首相の演説開始直後に代表者たちが退席する様子が映し出されている。

BBCの報道によると、ネタニヤフ首相はニューヨークで行われた議会で演説し、パレスチナを承認する国々を批判し、それを「恥の印」であり「ユダヤ人を殺害すれば報われる」というメッセージだと非難した。

さらに、2023年10月7日のハマスによる攻撃を想起し、世界の指導者たちがパレスチナ承認を支持することでテロを助長していると非難しながら、イスラエルは「パレスチナ国家の存在を許さない」と宣言した。

ロイター通信は、国連の外では数千人の抗議者たちがニューヨーク市内を行進し、パレスチナ国旗を振りながら「パレスチナを解放せよ」「ネタニヤフ、あなたは隠れることはできない、私たちはあなたを大量虐殺で告発する」などのスローガンを叫んだと報じた。