まさにシンジローを酷評したコメディーです
政界風刺ポエム。
シンジロウが決意表明。
記者
「シンジロウさん、ついに決意されましたね。総裁選に出馬。」
シンジロウ
「そうですね。このままじゃいけない。
このままじゃいけないから、このままじゃいけない。」
記者
「あれ? それって前にも言っていましたね。」
シンジロウ
「自民党総裁選に関心が無いということは、
無関心だと言う事です。」
記者
「シンジロウさんが仮に総裁になったら、
どのような方向になりますか?」
シンジロウ
「そうですね、力をパワーに変える。」
記者
「あの〜、もう少し大人としてきちんと言って
くれませんか?」
シンジロウ
「きちんととは? いつもきちんと言ってますよ。」
記者
「これが? 次は明日はきっとトゥモローになる、
なんて言わないでしょうね?」
シンジロウ
「あ、何で先に言うの? 次に言うつもりだった
のですが。」
記者
「もう少し中身のあるご発言を。」
シンジロウ
「してますでしょ。毎日たくさんの人々がこの私
の発する言葉でどれだけ勇気付けられている事か。」
記者
「たくさんの人々がズッコケてますが。Xでも
批判殺到でしたね。特に若者からの批判が多い。」
シンジロウ
「閲覧数も多いですから。」
記者
「ほとんどが否定的です。それが一般国民の生の
声だと思いますよ。」
シンジロウ
「そうかな?」
記者
「コメント欄を閉鎖してどうするのですか?
これではデマ太郎と同じです。」
シンジロウ
「デマ太郎さんは僕と同じ神奈川ですから。」
記者
「同じという意味が違いますよ。」
記者
「シンジロウさん、自民党総裁選、どうなりますか?」
シンジロウ
「そうですね、ま、総裁は惣菜になるか葬祭に
なるか、だと思います。」
記者
「はあ?」
シンジロウ
「つまみ食いをされるようなら惣菜。
もう終わりなら葬祭。」
記者
「で、あなたどっち?」
シンジロウ
「どっちだと思います?」
記者
「まあね、あなたは玩具にされるから惣菜かな。
でも、あなたが総裁になれば日本が終わるから
まあ葬祭かね。」
シンジロウ
「若者対策も大切ですね。」
記者
「そうですね。」
シンジロウ
「僕よりも若い世代はきっと僕より年下ですから。」
記者
「もうええわ。」
やがてシンジロウ選対事務所にスローガンを
記した垂れ幕がかけられた。
「明日はきっとトゥモローになる。昨日の事は
もうイエスタデイ。国民と共に。」
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