自民党・茂木敏充幹事長が改憲そして緊急事態条項の創設を優先発言 〜 官僚を罵倒する茂木氏への取り扱いマニュアルが存在

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改憲 政治・経済

自民党・茂木敏充幹事長が改憲そして緊急事態条項の創設を優先発言 〜 官僚を罵倒する茂木氏への取り扱いマニュアルが存在

茂木幹事長のパワハラ気質

 細田博之衆院議長に続き、自民党の茂木敏充幹事長が改憲論議を加速させる発言をしました。新型コロナ禍を根拠に挙げ「緊急事態に対する切迫感が高まっている」として緊急事態条項の創設を優先させる方針です。維新と国民民主の議席も取り込み、一気に憲法を破壊する気満々。ネット上で批判されているように、自公政権のコロナ対策の失敗は緊急事態条項とは全然関係なく、自らの無能を棚に上げて改憲とは筋の通らない暴挙なのですが、メディアを手下につけ、文字どおりナチスの手口で暴走させるつもりなのでしょう。

 その茂木幹事長のパワハラ気質はこれまでも国会で散見されました。茂木氏に正面切って批判できないせいか官僚が代々アップデートしながら経産省内で申し送りをされている「茂木取り扱いマニュアル」がリークされました。彼を怒らせないためにどれほど苦心惨憺しているか、笑えるレベルの悲惨さ、くだらなさです。茂木氏には二言目には「東京大学経済学部卒業、ハーバード大学大学院修了の切れ者」という解説がついてきますが、残忍な野心に満ちた者に権力を持たせると、共に働く官僚はくだらないことに疲弊し、国民は人権を奪われます。野党合同ヒアリングを見たこともない人が「野党議員が官僚を罵倒する」とデマを流しているようですが、ヒアリングの場ではむしろ「情報を開示することは官僚の皆様方自身を守ることにもなる」など、官僚が政治家に利用されないよう気遣うシーンが印象的でした。官僚を罵倒する茂木氏の証拠が出てきたわけですが、彼は非難されるでしょうか、見ものだ。

 権力のトップに立つ者には嘘などつかない暖かな人を優先して据えれば、官僚の有能さをこそ生かし、ひいては国民の幸福に貢献できるはず。そんな政治家は居るわけないって? メキシコでは大活躍です。
(まのじ)

【独自】「緊急事態条項」創設を優先的に、自民・茂木氏が方針…改憲論議を加速

引用元)
 自民党の茂木幹事長は12日、読売新聞のインタビューに応じ、衆院選で憲法改正に前向きな日本維新の会や国民民主党が議席を伸ばしたことを踏まえ、改憲論議を加速し、緊急時に政府の権限を強化する「緊急事態条項」の創設を優先的に目指す方針を示した
(中略)
 茂木氏は「新型コロナウイルス禍を考えると、緊急事態に対する切迫感は高まっている。様々な政党と国会の場で議論を重ね、具体的な選択肢やスケジュール感につなげていきたい」と述べた。
(中略)
 敵のミサイル発射基地などを自衛目的で破壊する「敵基地攻撃能力」の保有については、「ミサイル能力の向上で脅威が深刻化しており、厳密な言葉で言えば、『敵基地反撃能力』も含めて様々な選択を検討する必要がある」と強調
(以下略)

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茂木氏は第2次安倍政権以降、政調会長や経済産業相など要職を歴任し、安倍晋三元首相の信頼が厚く関係も良好。安倍氏に近い甘利氏や高市早苗政調会長を起用した10月の党人事の路線は今回も変わらず、「岸田カラー」は薄いままだ。

引用→https://www.tokyo-np.co.jp/article/140941

選挙が終わってまだ半月しかたってないというのに改憲論議が先行しているというのはいかに
自民党内に改憲論者が多いかということになる。
引用した記事にあるように安倍元総理とつながりが強い茂木氏が採用されているという事実は
岸田氏がマスコミが言うほど安倍色を薄くできていないということです。

甘利氏と高木氏を退けることが出来たのは良かったのですが、再度安倍氏に近い人物が中枢に
送り込まれたということは岸田総理には安倍氏に対する何らかのアキレス腱が存在するのか
あるいは岸田氏の意向が改憲にあるということだろうか?

来年の春には国民投票を実現させたい自民党だが、このままずるずると行けば間違いなく改憲
主流派が勢いづくことになるだろう。

未だに国民には「緊急事態条項」が何を意味するのか呑み込めていない人が多いだろうと思われ
その認識の低さも相まってマスコミ総動員の洗脳策にはまりそうな気がします。

(2)の国防軍創設では兵役の義務化が可能になるだろうし、(2)個人の尊重から人の
尊重に変わると個人のプライバシーはなくなります。人というのは全体を指すので個人で
はありません。
その違いがかなり大きいのです。全体は尊重されるけど個人の権利は尊重されないとい
うことになります。

(4)「思想・両親の自由」は犯してはならないから尊重するに変わると尊重することが
基本で尊重されないケースも出て来るということです。それは前述の個人の尊重から人の
尊重に変わることで集団としての人の考えが優先され、日本全体としての流れがこうだか
らと個人の人権が否定されることも出てきます。

(5)家族の定義はこれまでなかったものですが、これが「家族は互いに助け合わなければ
ならない」になると、その家族の中で意見の相違があった場合、国が示す方針に家族全員が
従わないといけなくなります。今は個人が尊重される時代なので同じ思想を持つことを強要
さることはありません。

(6)緊急事態条項の新設。これが最も重要な憲法でこれが制定されると国会で内閣が法律に
準じる改定が可能になります。コロナ禍で他国であったように緊急事態だから人々は家から
出てはならないという法律を決めることが出来るようになり、すべて国家優先の法律制定が
可能になり国民の主権と人権が著しく阻害されることになります。

(7)憲法改正が両議員の半数以上の賛成で可能になると毎回必要だと思われれば改悪される
可能性が高くなり、国民生活の不安が増大します。
国家に対する反逆罪などの制定も可能になり国民はほぼ奴隷になります。

(8)最も著しい改悪がこれでしょう。「基本的人権は犯すことのできない永久の権利」が
なくなってしまえば個人の基本的人権はないということと同じです。

全体を見てわかることはすべて個人よりも国家が優先するという思想です。
個人の人権はほぼなくなります。

つまり政府は国民を何とでもできる権力を高めたいため必要だと言っているということです。
のほほんと構えていれば必ず改憲の流れになります。注意しましょう。




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