破・常識　あつしの歴史ブログ「アシュタール：一歩引けば一歩押してきます」

「こんにちは　こうしてお話出来ることに感謝します。

一歩引けば一歩押してきます。

そうしてじりじりとあなた達の自由を狭めていくのです。

これまでの経過を冷静にご覧になれば彼らのやり方は

お分かりになると思います。

そして、ちょっとイメージしてみてください。

ここで彼らの要求を受け入れたらどうなるでしょうか？

確かに生活は少しだけ戻ってくるでしょう。

少しだけですが、自由を取り戻せたと思えるかもしれません。

でも、取り戻したと思った娯楽はどうなるでしょうか？

文化はどうなるでしょうか？

スポーツはただ興奮するためだけのものとなります。

庶民を興奮させておけば、体力もエネルギーも使いますので

一時期スッとします。

気持ちがすっきりとして一時だけ溜まった不満の

エネルギーを解放することが出来ます。

いわゆるガス抜きが出来るということです。

所々で庶民のガスを抜いておけば

不満のエネルギーが彼らの向かうことがなくなるからです。

そして、興奮すると思考も止まります。

しっかりと思考することが出来なくなり

彼らの意図する方向へ誘導することがしやすくなるのです。

そしてひいきのスポーツチームを持たせておけば、

ひいきのチームを応援し、他のチームのファンと

いがみ合わせることが出来るのです。

スポーツに夢中にさせ、興奮させ、お互い

いがみあわせておけば彼らは安泰なのです。

そして、文化も一色になって行きます。

スポーツ同様、音楽もただ気分を高揚させるような

ものばかりになり、思想的な音楽は淘汰されていきます。

戦時中の音楽などを思い出していただければ

ご理解いただけると思います。

彼らの意図する方向へ向かわせるような音楽が流行ります。

流行は彼らが作っているので、あなた達を流行に乗せるのは

とても簡単に出来るのです。

文化、文学も彼らの都合の良い思想を

刷り込むためのものとなります。

見せかけだけの娯楽、その娯楽を楽しんでいれば

いるだけ彼らの思考操作にはまっていき

自由がどんどん奪われていくということになるのです。

それは文化ではないのです。

押し付けられた表現は文化にはなりえないのです。

文化とは人々のこころの表現なのです。

だから、権力者に対して思っていることを

表現することもあります。

でも、彼らはそれは許しません。

彼らに統制された表現は文化とは言えないのです。

あなた達が彼らの条件と引き換えに権利を少しずつ

渡していけば、文化はなくなります。

そして、いまあなた達が楽しいと思っている娯楽も

なくなってしまうのです。

（すこし余談になりますが、いまあなた達が楽しい

と思っている娯楽も彼らがあなた達の思考操作のために

作ったものだということをお話したいと思います。

彼らが作り、あなた達が面白いと思うように操作し

それに夢中になることで思考停止にさせる目的で

作ったものだということです）

あなた達は自分で文化を作り出すことが出来るのです。

あなた達がいま考えていること、感じていることを

表現することで文化は出来るのです。

そして、いままでと違う方法で表現してください。

大きな場所がなくてもコンサートは出来ます。

場所がなければ出来ないと思い込んでしまっているので

アイディアが出てこないだけなのです。

あなた達が表現したいと思う限り

誰もあなた達の表現を止めることは出来ません。

いままでとは違う角度、違う方向で表現をしてください。

それが文化になって行きます。

楽しい娯楽になって行きます。

与えられた文化、娯楽ではなく

自分たちで作ってください。

そうすれば、自分たちの自由と

引き換えにする必要はなくなります。

あなたに愛をこめてお伝えいたします」