バクトロンと重力波及び精神はとの関係

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脳と意識 科学

バクトロンと重力波及び精神はとの関係

『 驚異の超科学が実証された 』

~ 精神エネルギーの奇跡 ・ その真実 ~
政木和三

 

第6章 発明と奇跡に挑む超科学

● 『次世代の新物理学』の構想

 

【 バクトロンと重力波の関係 】

 

 次にバクトロンのなかを光が直進すると、どのようなことが起こるかについて述べてみましょう。

 地球上で二本の平行光線を出すと、その光は無限の彼方まで飛んでいきますが、いつまでも平行線の間隔は同じでしょうか。

 結論として、光はだんだん大宇宙の中心部のほうに曲げられて、平行線の間隔はせまくなっていき、ついに交わることになります。

 星雲の集合している大宇宙は、その中心部に近いところに多くの質量が集まっていて、大宇宙の周辺に近い場所には、ほとんど物質が存在しないものとすると、バクトロンの分布も、大宇宙の中心のほうに多く、外周では少ないと思われます。

 光は密度の多いほうへ屈折する性質をもっているために、二本の平行線は中心部に向かうに従って、間隔がせまくなっていき、ついに交わってしまうことになります。

 このように考えれば、これからますます大型の天体望遠鏡がつくられ、いくら遠くの物をみることができるようになっても、大宇宙の外をみることはできず、最後には自分の背をみることになるかもしれません。

 しかし、自分の背をみるためには数十億年間、望遠鏡をのぞいていなければなりません。

 それは光が大宇宙を一周するには数十億年かかると思われるからです。

 我々の銀河系だけでも、太陽のような星が二〇〇〇万個集まっていて、これで一つの星雲をつくっていますが、ここにいう大宇宙とは、そのような星の集団が数千億か数兆集まったものが大宇宙で、その端から端までの大きさは数千億光年以上だと思われます。

 いくら大きくても、光で結合されている我々の宇宙のことを大宇宙といってよいと思います。

 我々の大宇宙の外にも、数多くの大宇宙があると思われますが、そこは別のバクトロンの世界で、我々の宇宙からの、光も電波も重力波もとどかない完全な別世界で、我々にとっては無を意味する世界です。

 次に、重力波との関係について考えてみましょう。

 すべての物体が有する万有引力は、重力波と称する波がバクトロンを導体(または媒体)として、伝播していると考えられるものです。

 ある物体周辺のバクトロンを取り除いてしまうと、その物体には引力はなくなり、無重力となります。

 それが空飛ぶ円盤の動力として利用できるゆえんです。

 この推進原理は、ある方向だけ重力波の送受口をあけることによって、その方向に非常な速さで飛んでいくことができるもので、永久に飛び続けることもできます。

 前にも述べたように、光速が三〇万キロメートルとなっているのは、光子がバクトロンのなかを飛ぶときは、光速がマッハ一を保っているためであり、もしバクトロンが存在しなければ、光子の速度は無限大になるか、または少しも伝わらなくなることでしょう。

 念力現象もバクトロンによって説明されます。

 つまり、原子間の結合力は、バクトロンという引力を伝える媒体によって出来ているとすれば、このバクトロンを物質、たとえば金属の中から取り去ると原子間の結合力はなくなり、金属はバラバラに崩壊してしまうわけです。

 金属内のバクトロンを追い出す方法として、精神波を注入することが考えられます。

 精神波は、一種の波動性をもつ粒子であって、その波長は、レントゲン線の最短の波長の一〇分の一から一〇〇分の一ぐらいのものです。

 波長でいえば、一〇〇分の一オングストロームから一〇〇〇分の一オングストロームとなります。

 これは、エレクトロンの自由振動周波数の一〇分の一以下となり、人工的に電気的に発生させることは不可能な周波数です。

 この人間の精神波は、遠く離れた肉体に何か不幸があるとき、虫の知らせと称されている信号源であって、普通人は、生命に関するような重大事には自然に発生しますが、超常能力をもつ人は、自分の意志によって、これを自由に使用することができるものです。

 精神波は、光に似た波動性の粒子と考えられますが、光粒子に比べて、質量は非常に少なく、数万分の一、またはそれ以下の小さいものであると思われます。

 精神波の伝播速度は、光に比べて比較にならないほど速く、数万光年の距離を一秒以内に到達することができます。

 しかし、バクトロンに比べると、相当大きい質量をもっており、金属内とか物質内に精神波を注入すれば、その量だけ、バクトロンは押し出されて希薄となります。

 バクトロンが希薄となることは、原子間の結合引力が弱くなり、物質はやわらかくなることです。

 念力によって金属が曲がることも、これによって説明できる部分もあるのです。

 しかし超常現象は、この物理的現象以外に、時間を異にした高次元の世界のことを考えないと、ほんとうの現象は理解できないものです。

 バクトロンが重力を伝えるものであれば、それを遮断する装置をつくって、円盤に取り付ければよいことになります。

 ところがここにたいへんむずかしい問題があるのです。

 バクトロンの大きさは、電子や光子よりも非常に小さいもので、電子や光子が通らない容器でも、バクトロンは平気で通り抜けていきます。

 ここでバクトロンを通さないような物質を探さねばなりません。

 その物質がみつかれば、それで円盤の外面をつくり、バクトロンを遮断することによって引力作用がおよばなくなり、無重力となります。

 引力の働かない物質は空に飛ぶことになります。

 動きたいときは、その方向の引力だけを通すように、引力取入口を開閉すると、上下にも、前後にも、自由に光速で動くことができることになります。

 ただ、星と星との中間では、引力がなくなるために、加速を与えるだけのジェットの用意をしておかねばならないでしょう。

 この円盤ができると、世界の交通事情も相当よくなり、立体的に通路が利用できることと、ガソリンなどの燃料を全然使用しないので、排気ガスがなく、公害防止の点でも大きな利益が得られます。

 このバクトロンの名は、真空を形成している物質という意味で、

 『バキュームトロン』

 と、夢を喰う

 『バク』

 も含めて、夢の素粒子を表現するため、バクトロンとしたものです。

 この新しい物質が究明され、人間が使用するようになれば、原子力時代の二一世紀から三〇世紀は、バクトロン利用時代に移ることでしょう。

 



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