脳へのスパイクタンパク質の注入が「認知機能障害を誘発する」という論文

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脳 コロナワクチン

脳へのスパイクタンパク質の注入が「認知機能障害を誘発する」という論文

ワクチン接種で注入されたスパイクタンパクが認知症を引き起こす

ここに出てくる TLR4 というのは、「Toll様受容体」と呼ばれるもののひとつで、種々の病原体を感知して自然免疫を作動させる機能がある重要な機能を持ちます。

以下の記事に書いたことがあります。

(参考記事)Toll様受容体を調べて突きあたった「 mRNA 配列の改変で C と G が異常に強化されている理由」は、もしかすると悪意のような背景に満ちているものかもしれない
In Deep 2021年11月13日

また、ご紹介する研究は「マウスの脳にスパイクタンパク質を注入する」というものでしたが、たとえばワクチンによる通常の腕への筋肉注射でも、スパイクタンパク質は「脳のすべて」に循環します。以下の記事でドイツの研究をご紹介しています。

(参考記事)ショッキングなドイツの研究論文:スパイクタンパク質は、骨髄から血管から本体まで「脳のあらゆる部位から検出され」それらは一様に脳組織を破壊していた
In Deep 2023年4月12日


SARS-CoV-2 スパイクタンパク質は TLR4 媒介の長期認知機能障害を誘発し、マウスにおける新型コロナウイルス感染症後症候群を再現する

Cell 2023/3/28

SARS-CoV-2 Spike protein induces TLR4-mediated long-term cognitive dysfunction recapitulating post-COVID-19 syndrome in mice

ハイライト

・マウス脳へのスパイクタンパク質注入は晩期認知機能障害を誘発する

・スパイクタンパク質は後期海馬ミクログリオーシスとシナプス喪失を誘発する

・TLR4 (Toll様受容体4)の遮断により、マウスはスパイク誘発性認知機能障害に耐性が得られる

・TLR4 -2604G>A GG 遺伝子型は、新型コロナウイルス感染症患者の認知転帰の低下と関連していた

概要

認知機能障害は、新型コロナウイルス感染症後症候群の患者でよく報告されているが、その根本的なメカニズムは完全には理解されていない。

SARS-CoV-2 のスパイクタンパク質またはその断片が感染中に細胞から放出され、ウイルス RNA の存在に関係なく、中枢神経系領域を含むさまざまな組織に到達することが証拠によって示唆されている。

今回私たちは、マウスへのスパイクタンパク質の脳注入が認知機能に遅発的な影響を及ぼし、新型コロナウイルス感染症後の症候群を再現することを実証する。

また、神経炎症と海馬ミクログリオーシスが、補体依存性のシナプスの貪食を介してスパイク誘発性の記憶機能障害を媒介することも示す。

Toll様受容体 4 (TLR4) シグナル伝達の遺伝的または薬理学的遮断は、スパイク脳注入によって誘発されるシナプスの除去と記憶機能障害から動物を保護する。

軽度の COVID-19 から回復した 86人の患者のコホートでは、遺伝子型 GG TLR4-2604G>A (rs10759931) は認知転帰の不良と関連していた。

これらの結果から、ヒトおよび齧歯動物における新型コロナウイルス感染症後の長期認知機能障害を調査するための重要な標的として TLR4 が特定された。

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