この1週間、毎日のように世界中のエネルギー施設で火災あるいは爆発が起きている
あまりにも連続している石油施設や電力施設での事故
現在、中東危機の影響で、世界的に石油やエネルギー供給が不安定になっているご時世ですが、ここのところ、さまざまな場所で、石油施設や電力施設などで火災や爆発事故などが続いています。
4月15日からの 6日間だけで以下のような爆発や火災が起きています。
2026年4月15日〜20日までに発生した事故や火災
・4月15日:オーストラリアのビバ・エナジー・ジーロング製油所で火災
・4月16日:パキスタン・ハリプールでガスパイプライン爆発(死者8名)
・4月16日:ロシアの製油所で火災(ドローン攻撃)
・4月20日:ロシアの製油所で火災(1週間で2回目のドローン攻撃)
・4月20日:ミャンマー、サガイン地方で 10隻以上の燃料タンカーが爆発炎上
・4月20日:インド最大級の石油化学精製所(HPCLラジャスタン)で大規模火災が発生
・4月20日:ルーマニア・ブカレストの発電所で爆発・火災が発生
6日間で 7件の事故ですので、ほぼ毎日と言えます。
戦争中のロシアの製油所の火災がウクライナの攻撃によるものだということ以外は、原因はわかっていないものが多く、まあ……偶然の連続ということにしておいて、それぞれを短くご紹介します。
それぞれの出来事の詳細
4月15日:オーストラリアの製油所火災
オーストラリアに 2つだけ残る製油所のうちのひとつであるジーロング製油所で大規模な火災が発生。最大生産量の 90%以上まで生産量を回復できるのは数週間後と発表されていますが、生産量復活の先行きは不透明です。
火災が発生したジーロング製油所
smh.com.au
2026年4月16日:パキスタンでガスパイプラインが爆発
パキスタン・ハリプールのガスパイプラインで爆発が発生。8人が死亡、8人が負傷しました。死亡した 8人は全員同じ家族でした。爆発の原因は不明。
ハリプール工業団地での爆発
thetribuneinternational.com
ウクライナの攻撃によるロシアの製油所火災(2026年4月16日/20日)
ウクライナ軍は 4月20日未明、ロシアのクラスノダール地方にあるトゥアプセ石油精製所を攻撃し、タンク貯蔵施設を直撃して火災を引き起こしたとウクライナ軍参謀本部が発表。クラスノダール地方の知事によると、この攻撃で 1人が死亡、1人が負傷。この施設は 4月16日にも夜間に攻撃を受け、火災が発生していました。損傷の度合いは不明です。
ドローン攻撃を受けて炎上するロシアのトゥアプセ石油精製所
kyivindependent.com
2026年4月20日:ミャンマーのサガイン地方で 10隻以上の燃料タンカーが爆発炎上
発生したばかりで詳細は不明ですが、ミャンマーのサガイン地方にあるホマリン港という港で、10隻以上の燃料タンカーが爆発炎上したことが報じられています。多数の死傷者が出ているとも報告されていますが、被害の詳細は不明です。
ホマリン港で爆発した複数の燃料タンカー
2026年4月20日:インド西部最大の石油化学精製所で大規模な火災が発生
4月20日、ラジャスタン州パチパドラ製油所の原油蒸留装置で大規模な火災が発生。翌日にはナレンドラ・モディ首相の開所式訪問がなされるはずでしたが、延期されています。死傷者は報告されていません。損傷の程度は不明です。
火災が発生したインドのパチパドラ製油所
nofia.net
2026年4月20日:ルーマニア・ブカレストの発電所で爆発・火災が発生
ブカレストのCET Vest発電所で大規模な爆発が発生し、その後、変圧器を飲み込む巨大な火災が発生。当局は最初に 2基の変圧器で火災が発生と報告し、その後 3基に影響があったと報告。火災の原因についての説明はありませんでした。
大規模な爆発が発生したブカレストのCET Vest発電所
Farnakyboy
それ以前から、アジアでもヨーロッパでも、発電所や石油施設、電力網インフラなどの事故が相次いでいます。
エネルギー状況が不安定な最近であるだけに、こういうことが続くと何かと問題も拡大しそうです。
マイコメント
これは支配層が世界のエネルギー状況をさらなる混乱に引き込むために意図的に
起こしている人為的事故でしょう。
たまったもんじゃありません。



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