メキシコ、日本に原油100万バレル輸出へ 大統領発表 エネルギー「脱中東依存」へ一歩
メキシコは原油供給元の多角化に向けた一歩となる。
メキシコのシェインバウム大統領は23日の記者会見で、日本に原油100万バレルを輸出すると表明した。高市早苗首相との21日の電話協議で合意したとしている。ロイター通信が報じた。
100万バレルは1日分の輸入量(235万バレル=2025年、政府統計)の半分に満たないが、原油の9割超を中東からの輸入に依存する日本にとって、供給元の多角化に向けた一歩となる。
シェインバウム氏によると、メキシコは1日当たり180万バレルの原油を生産。国内で最大140万バレルを消費し、残りを輸出に回している。
日本の外務省によると、両首脳は21日の協議で、中東情勢を踏まえ、エネルギー供給の安定化に向けた協力を進めることで一致。シェインバウム氏は日本政府から原油輸出の拡大要請を受けたと明らかにし、検討する考えを示していた。
ただ、メキシコでは生産設備の老朽化などに伴い、原油生産量が2000年代をピークに減少傾向にある。30年代には原油輸入国に転じるとの見通しも一部にあり、日本にとって安定的なエネルギー調達先となるかは不透明だ。
日本政府は中東情勢を受け、3月16日から石油備蓄の放出を開始。民間保有分などを合わせて242日分(同14日時点)だった備蓄は、4月21日時点で214日分に減少している。(ワシントン支局)
マイコメント
原油100万バレルとは言っても日本の一日の使用量が300万バレルなのでその3割に
満たず、到底需要を賄うだけの量ではない。
しかし、原油供給元の多角化に繋がる一歩となるものなので歓迎したい。
ただし、今の状況を見ると今年の夏以降は原油不足に悩まされることになると思わ
れます。



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