PR

安保3文書改定へ議論開始 高市首相「国家の命運左右」―政府有識者会議

スポンサーリンク
自衛隊 防衛

安保3文書改定へ議論開始 高市首相「国家の命運左右」―政府有識者会議

専守防衛から日本が戦争に対応できる軍事国家への道を開くもの

 政府は27日、国家安全保障戦略など安保3文書の年末の改定に向け、「総合的な国力から安全保障を考える有識者会議」の初会合を首相官邸で開いた。日本を取り巻く安保環境が厳しさを増す中、防衛費の規模や自衛隊の能力強化策などが焦点となる。秋ごろに提言をまとめる。

 高市早苗首相も出席。中国やロシア、北朝鮮の軍事動向に懸念を示し、「わが国の平和と独立を守り抜くため、防衛力の抜本的強化を主体的に進めなければならない。3文書改定は国家の命運を左右する重要な取り組みだ」と強調した。

 日本周辺では、中国が太平洋方面で軍事活動を活発化し、北朝鮮が弾道ミサイル発射を繰り返している。ウクライナや中東の戦闘ではドローンの大量投入や人工知能(AI)の活用、認知戦の激化といった新たな課題も出ており、有識者会議は「新しい戦い方」への対処力強化を検討する。

 トランプ米政権が同盟国に求める防衛費増額への対応や、首相が持論とする非核三原則の一部見直し、原子力潜水艦の導入、中国の脅威をどう表現するかも課題となる。

【そもそも解説】 安保3文書とは? 年内改定へ、注目される論点は

 高市政権が公約に掲げる「安全保障関連3文書」の年内改定に向けた議論が本格化しています。安保3文書はどのような文書で、高市政権は何を目指そうとしているのでしょうか。

 Q 安保3文書って、どういうもの?

 A 日本が取り組む外交・安全保障政策の基本的な方針となる三つの文書をさす。今後10年程度を見すえた外交や防衛政策の基本方針を示す「国家安全保障戦略」と、今後10年間の防衛力強化の目標を示す「国家防衛戦略」、そして、今後5年間で整備する戦闘機や護衛艦といった主な装備品や、必要な予算を定める「防衛力整備計画」からなる。

写真・図版
安全保障関連3文書とは

 Q いつ、つくられた?

 A 国家安全保障戦略は第2次安倍政権が2013年に初めてつくった。米国では、政権ごとに、国際情勢への認識や達成すべき目標を示す国家安保戦略をつくっており、それにならった。

 安倍政権は同時に、外交・安全保障政策の司令塔となる「国家安全保障会議(日本版NSC)」も設置した。

 Q 内容はどうだったのか?

 中国の軍事的な台頭や北朝鮮の核・ミサイル開発など、日本を取り巻く安保環境が厳しさを増すなか、米国をはじめとする関係国と連携し、国際社会の平和と安定に積極的に寄与するとして、「国際協調主義に基づく積極的平和主義」を基本理念に掲げ、防衛力の着実な整備や日米同盟の強化などを柱においた。

写真・図版
日本と英国、イタリアが共同で開発している次期戦闘機のイメージ。英BAEシステムズが2024年7月22日に朝日新聞に提供した

 その後、安倍政権は、日本が攻められていなくても、米国などが攻撃された時に一緒に戦える「集団的自衛権行使」の一部容認に道を開いた安保法制の整備や、武器の輸出を原則禁止していた武器輸出三原則を撤廃し、条件付きで容認する「防衛装備移転三原則」をつくるなど、安保3文書にある防衛力強化の方向性をさらに強めるような政策を打ち出した。

 Q いまの3文書は、いつつくられた?

 岸田政権が、22年に見直したものだ。

 中国や北朝鮮、ロシアによる核兵器やミサイルの増強などで、安保環境は厳しさを増していると指摘。相手のミサイル発射拠点などをたたく敵基地攻撃能力(反撃能力)を持つ必要があると明記した。防衛費を国内総生産(GDP)比で2%に増やす目標も示している。

 敵基地攻撃に使うミサイルの確保やドローン無人機)の活用、宇宙・サイバーといった新しい分野での対応強化も掲げた。

 Q なぜ今、3文書を見直す…

以下、有料記事

引用→https://www.asahi.com/articles/ASV4W0F9XV4WUEFT00GM.html

コメント

タイトルとURLをコピーしました