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中道落選者ら「ゴリラ」設立 護憲リベラル掲げ16人か「毎晩憲法前文読んで寝る」川内氏

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政治団体ゴリラ 政治・経済

中道落選者ら「ゴリラ」設立 護憲リベラル掲げ16人か「毎晩憲法前文読んで寝る」川内氏

ゴリラの名称に込めた思いについて「力強く地に足をつけて平和を守るという意思を込めている」と語った。

立憲民主党に所属していた川内博史、阿部知子、平岡秀夫各前衆院議員は19日、国会内で記者会見し、政治団体「護憲リベラル共生(略称ゴリラ)」の設立を表明した。3人は2月の衆院選に中道改革連合から出馬し落選。阿部、平岡両氏はその後離党した。ゴリラには計16人の政治家が参加する見込みだという。

「力強く地に足つけて平和」

ゴリラは政党化も視野に入れているという。16人には現職も含まれているが、内訳は現時点で明らかにしないという。

阿部氏は会見で、ゴリラの名称に込めた思いについて「力強く地に足をつけて平和を守るという意思を込めている」と語った。

平岡氏は「日本の政治で、『護憲』『リベラル』『共生』の声が挙げにくく、高市早苗政権でそれらを否定するような状況に陥っている」との見方を示し、設立の意義を強調した。

その上で、中道を離党した経緯も念頭に「決して行き場が無くなったからこんなことをしているのではない。ネットではそんなことも書かれているが、誤解のないように」と述べ、「私たちは盾となり弾除けとなって今の難局を切り開いていきたい」と語った。

設立宣言は、現在の社会について「専制と隷従、圧迫と偏狭が支配する弱肉強食の社会」に向かうか、「自分らしく生きられる平和な『共生社会』」をつくるかの「別れ道」と主張した。

多くの報道陣

政策では原発について「一日も早く終わらせていくべき」と指摘し、在日米軍基地や国連軍基地の縮減、日米地位協定の改定を掲げた。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設を巡っては、名護市辺野古移設に反対し、普天間の基地機能を全国の自衛隊基地への分散配備を検討するとした。

 
政治団体ゴリラ(略称)の設立記者会見には多くの報道陣が駆け付けた=8月19日午後、国会内

会見場には数多くの報道陣が詰めかけた。

川内氏は、記者の多さについて「高市政治のあまりにひどい内容に多くの皆さんが危機感を持っているから」との見方を示した。

自身は毎晩、憲法の前文を読んだ上で寝ているというエピソードも明かし、「憲法の理想を実現するときが来ている」と語った。

玉木氏「獰猛で強い感じ」

中道や立民、公明党の3党が合流に向けた協議を本格化させている中で、中道離党者による「ゴリラ」の設立は、新たな野党再編につながる契機となる可能性も永田町の一部で取り沙汰されている。

国民民主党の玉木雄一郎代表は18日の記者会見で、ゴリラの設立について「志を同じくする人が事をなそうとすることは尊い試み」と述べ、略称について「なかなかゴリラって面白い名前ですね。獰猛な感じもするし、なんか強い感じがしますよね」と語った。(奥原慎平)

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