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イランとの戦争が終結へ向かっていると宣伝する一方、戦争の準備をする米政権

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停戦延長は薄いと発言するトランプ ホルムズ海峡

イランとの戦争が終結へ向かっていると宣伝する一方、戦争の準備をする米政権

世界中の人々はアメリカに踊らされているだけ!

 パキスタンのイスラマバードで開かれる予定だった和平協議に参加しないとイランは4月19日に発表した。ドナルド・トランプ政権は戦争に勝利しているイランに対して降伏を要求、立場を繰り返し変更、矛盾した発言、そして停戦協定違反などを理由としている。アメリカ海軍が同日、イランの商船「トゥスカ」を公海上で拿捕したことで状況はさらに悪化した。

 イラン革命防衛隊(IRGC)は報復を宣言、アメリカ艦船がドローンで攻撃されたと伝えられている。イランは「モスキート艦隊」と呼ばれる探知が困難で小型高速攻撃艇群を保有、洞窟からアメリカの艦船を攻撃しているようだ。アメリカ軍がイラン海軍の大半を破壊したという主張は間違い、あるいは嘘だ。

 ホルムズ海峡を航行できる船舶は商船でなければならず、軍艦は航行でき図、船舶および積荷は敵対国と関係があってはならないとないとイランは定めている。また船舶はイランが指定した航路を通らなければならず、航行するためにはイラン軍と調整する必要がある。この条件は現在も有効だ。

 すでにイラン軍はアメリカ軍のF-35戦闘機、F-15戦闘機、A-10攻撃機、E-3早期警戒管制機、KC-135空中給油機、MC-130J輸送機、ヘリコプターのHH-60ペイブホークとMH-60Mブラックホーク、監視用ドローンのMQ-4C、無人攻撃機のMQ-9などを撃墜した。またアメリカ軍が使用しているフェーズド・アレイ・レーダー、THAAD用のAN/TPY-2レーダーも破壊されたり損傷を受けたりしている。

 アメリカ政府やその広報機関である大手メディアを無批判に信じている人でないかぎり、「アメリカとイランが大筋で合意に達した」とは思わなかっただろう。イラン政府はドナルド・トランプ大統領の発言を否定している。アメリカの空母が「火災」やイランからの攻撃で西アジアから離れているものの、アメリカ軍は地上部隊を増強、何らかの軍事作戦を準備している可能性は高い。

 本ブログでも繰り返し書いてきたことだが、トランプ政権がイランと真剣に話し合おうとしていないことは明らか。オマーンのバドル・ビン・ハマド・アル・ブサイディ外相によると、9カ月の間に2度、アメリカとイランはイランの核開発計画について協議し、合意まであと一歩のところまで迫っていたというが、それはアメリカのトラップだった。

 大詰めの協議から数時間後、最高指導者だったアヤトラ・アリ・ハメネイ師を含むイランの要人が集まるのを見計らって攻撃、殺してしまった。犠牲になったのはアリ・ハメネイ師のほか、アブドルラヒム・ムサビ参謀総長、アジズ・ナシルザデ国防相、イラン革命防衛隊(IRGC)のモハメド・パクプール司令官、そして最高安全保障委員会(SNSC)事務局長でハメネイ師の顧問を務めていたアリ・シャムハニなどだ。マスード・ペゼシュキヤン大統領、アッバス・アラグチ外相、IRGCのクッズ部隊を指揮していたイスマイル・カーニは生き残っている。

 トランプ大統領はイランとの戦争はすぐにでも終わるかのように発言してきた。たとえば、ホルムズ海峡は開放されており、イランは二度とホルムズ海峡を閉鎖しないことに同意したと述べ、またイランはアメリカの支援を受けて全ての機雷を撤去しつつあり、アメリカとイランは協力してイランの高濃縮ウラン(HEU)を採掘するとも主張している。これらは全て嘘だった。

 そこでトランプ大統領は妄想の中で生きていると考える人もいるが、原油相場や株式取引を操作することが目的だとする人もいる。イラン外相が4月17日にホルムズ海峡開放すると発表する約20分前、ブレント原油の先物取引で7990ロットを売却した人物がいたと伝えられている。この取り引きをした「投資家」は大儲けした。インサイダー取引を疑う人は少なくない。

 こうした如何わしい動きがある一方、トランプ大統領はイランを攻撃する準備を進めているが、現在の戦力でアメリカ軍がイラン軍に勝てる可能性は小さい。この無謀な戦争をアメリカ大統領が行おうとしているのは、イスラエル軍の情報機関の下で働いていたジェフリー・エプスタインのファイルを恐れているからだと言う人もいる。

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