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戦争の帽子をかぶった「経済テロ」の牙がやっと見えてきた

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ホルムズ海峡を通過する船舶 エネルギー

戦争の帽子をかぶった「経済テロ」の牙がやっと見えてきた

9月までに世界の石油の在庫がデッドラインを超える。仮に今ホルムズ海峡が開通したとしても元に戻るまでに1年かかる。その間の石油はない。

世界原油在庫が「物理的限界」へ。

目に見える原油在庫(バッファ)が、かつてないスピードで消滅しています。

このグラフには、経済を維持するために絶対に割ってはいけない「デッドライン」が引かれています。

☢Operational stress level(運用ストレスレベル:76億バレル)
・到達予定:2026年6月(来月)
・このラインを割り込むと、在庫が少なすぎて、効率的な配送や配分が困難になり、あちこちで燃料不足や価格の異常な乱高下が発生します。

☠Operational floor level(運用最低ライン:68億バレル)
・到達予定:2026年9月
・パイプラインを機能させ、製油所を稼働させ続けるために必要な最低限のレベル。
・ここを下回ると、物理的にパイプラインの中を流す油が足りなくなり、製油所は停止します。
・つまり、エネルギー供給システムの「心肺停止」を意味します。

現在、WTI原油価格などの指標が注目されていますが、それはあくまで金融商品の価格です。
このグラフは「お金を払っても物理的に油が手に入らない」という物理的な欠乏のリスクについて述べています。
トランプはイランの戦略に乗ってしまって時間を浪費させていますが、5月を過ぎればもう維持できなくなります。

このグラフは2026年5月現在の現実を正確に反映したものです。 Bloomberg/JPMorganのデータに基づくもので、イラン戦争(2026年2月下旬開始)によるホルムズ海峡の事実上の封鎖が原因で、世界の可視石油在庫が記録的なペースで減少しています。グラフの主なポイント在庫急減: 2026年2月(イラン戦争)以降、白線が急落。推定で5-6月までに**Operational stress level(7.6億バレル)を下回り、9月までにOperational floor level(6.8億バレル)**に到達する見込み。
Operational floor: パイプラインや製油所が正常に機能するための最低在庫レベル。これを下回ると、物流ボトルネック、燃料不足、価格のさらなる急騰が起きやすくなります。


原因: ホルムズ海峡経由の原油輸出(世界の約20%)が大幅制限され、生産 shut-in(7.5-9百万bpd規模)が発生。在庫引きが1日あたり数百万バレル単位で進行。

最新状況(2026年5月12日時点):EIA、IEA、Goldman Sachsなどの報告で、在庫減少ペースは過去最高レベルを確認。
原油価格は$100超(一時$120近く)で推移し、燃料不足や需要抑制(アジア・欧州の一部で)が報告されています。
SPR(戦略石油備蓄)放出や他地域の増産で緩和を図っていますが、長期化すればさらに深刻化。


このグラフが示すように、エネルギー市場は地政学リスクに極めて脆弱です。在庫バッファーが薄れると、さらなる供給ショック(天候、紛争、その他)で価格が跳ね上がりやすく、インフレ・経済全体に波及します。

 

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