世にも奇妙なフツーの話「アシュタール:どこまで行ってもゴールは無い・・・」

スポンサーリンク
ラッシュアワー アセンション

世にも不思議なフツーの話「アシュタール:どこまで行ってもゴールは無い・・・」

ミナミさん「学校が休みになって変わったこと」

新型肺炎騒ぎで休校や自粛の嵐が吹き荒れておりますが・・

大変だという反面、いままでの働き方や生活に対して見直そうと

する動きも出て来てる??

一斉休校で働き方一変…先生たちの本音は?

在宅ワークやテレワークが出来るならこのままそれを続けてもいいんじゃない?

という考えも出て来てるみたいだし・・・

ブログのコメント欄にも・・・

○普段はザワザワした落ち着きのない雰囲気を感じますが、

お正月みたいに静かなのが嬉しく、公園でのんびり過ごしたりして

楽しんでいます(笑)

○休校になったことで、かなり楽になったと感じている子供は多いはずです。

ゆとりが廃止され、プログラミング、英語や所要科目の教科で、

今年は夏休みが一週間減らされることになっていました。

大人は電車通勤も混雑回避で時間をずらした通勤が可能になりました。

というようなコメントもいくつもいただいています。

そして、観光客が来なくなった(それはそれで困る人がたくさんいると

思うけど)ベニスでは運河の水がきれいになってイルカが泳いで

いるというニュースも見ました。

困るけど、でも、いままでの生活を見直すというチャンスでもある・・

と思っている方が増えてる??

では、今日のアシュタールからのメッセージをお伝えしますね^^

 

「どこまで行ってもゴールは無い」by アシュタール


「こんにちは こうしてお話しできることに感謝します。

あなた達の社会は忙しすぎます。

次から次へやることを増やす・・プラス、プラスの思考で動いています。

やることを増やすことが成長とされて、良いこととされて

いるのです。

もっと、もっと・・と増やしていくと苦しくなってくるのは当然ですね。

忙しいからと機械を作ってそれをやってもらう・・機械にやって

もらうことで時間が出来たのですからゆっくりしようという発想

ではなく、その時間をどうやって使いましょう、効率よく時間を使う

ためにはどうしたらいいでしょうか?という発想になるのでもっと

忙しくなって行くのです。

何故そんなにたくさんのことをしなければいけないのでしょうか?

効率、成果、結果を上げてどんどん成長していかなければいけない・・

それはずっと走り続けていかなければ(それもタイムをもっと縮め

ながら)ダメだと言っているのと同じです。

そして、ゴールがないのです。

ゴール(到達点)なくただ走り続けるのはとても大変です。

とてもストレスがかかるのです。

あと少し、、ここまで行けば終わる・・という到達点があれば

まだ一時的にはムリも出来ます、頑張ることも出来ます。

でも、どこまで走ってもゴールは無い、その上もっともっと早く

走らなければいけないと思えば、息切れしてきます。

頑張れなくなってしまうのです。

それでももっと頑張れ、もっと頑張れるはずだ、頑張れない者は

怠け者だと叱咤され走り続けるとどうなるでしょうか?

そうですね・・身体もそうですがこころのバランスも崩して

しまいます。

病気になってしまうのです。

病気になってもまだ走り続けなければいけないと思い、焦るため、

治癒も遅くなってしまうのです。

どうしてそんなに走り続けなければいけないのでしょうか?

どうしてもっと効率よく、もっと成果を上げて、もっと結果を出さな

ければいけないのでしょうか?

どうしてもっと経済成長をしなければいけないのでしょうか?

それはあなた達からもっと多く搾取するためです。

あなた達からもっと多く搾取するために、あなた達の思考をそのように

操作しているのです。

あなた達が自らの思考だと思って走り続けてくれれば、あなた達から

搾取している人たちは楽ですし、儲かるからです。

会社は社員が滅私奉公的にどんどん仕事をしてくれれば儲かる

のです(と思っているのです。本当はそのような働き方はとても

効率が悪いのですが・・疲れ切った身体とこころでは良い仕事は

出来ません)

誰のためにそんなに忙しく働いているのかを考えてみてください。

そんなに忙しく働かなければ生活できないことを疑問に思って

ください。

自分のゆったりとした時間を持てないほど働かなければいけない

現状を良しとして、どうやってもっと働こうとか結果を出そうとか

思う前に、どうしてそうしないといけないのかを考えてください。

もっと成果、結果をさせないことをダメだと思う前に、そこまで

しなければいけない社会に対して疑問を持ってください。

しなければいけないこと・・・と思っていることは、本当に絶対に

しなければいけないことなのでしょうか?

しなくても良いことを、しなければいけないと思い込んで

いないでしょうか?

一日中朝から晩まで(早朝から深夜まで)働かなければいけない

現状をおかしいと思ってください。

そして、無くても良いと思うものは手放していってください。

そうすれば余裕が出てきます。

ゆったりと過ごすことが出来るようになります。

もっともっと、プラス、プラス、大きく大きく、成長成長の思考を

反対にしてみてください。

ちょっとイメージするだけでも気持ちは大きく変わります。

気持ちが変われば思考もかわりますので現実も変わります。

必要のないものを必要だと思わされてしまっている・・

ことをまず認識してください。

そして、あなたにとって必要がないと思う物、思う時間などを

探し、手放してください。

働き方もそうです。

一斉に同じ時間に同じ場所で働かなければいけないことに疑問を

持つことが出来れば、それを改善するアイディアも出てきます。

すべてにおいて疑問を持つことです。

疑問を持つことであなたの人生を変えることが出来るのです。

忙しいことが良いことではないのです。

自分の身体やこころに負担を感じるほど忙しいのはおかしいこと

だと疑問を持ってください。

あなたに愛をこめてお伝えいたします。」

ありがとう、アシュタール!感謝します。

マイコメント

なぜ、ここまで忙しくなってしまったんでしょうか?

一昔前まではここまで身を粉にして働くという風潮はなかったはずです。

それがいつの間にかひたすら働くことが良いこととされるようになって

しまいました。

 

なぜなのか?と考えているうち、トヨタ自動車が始めた効率化というのが

思い浮かびました。

その目的はコスト削減です。

効率化という名のもとに導入されて始められたやり方が、トヨタのかんばん方式です。

業務の効率化から一歩進め資材確保の合理化です。

トヨタ自動車が開発・実施している生産管理方式。 在庫をできるだけ持たない仕組みであり、「必要なものを必要な時に必要なだけ作る」という考え方に基づいている。 この考え方は「ジャストインタイム」とも呼ばれる。 ここで言う「かんばん」とは、部品納入の時間、数量が書かれた作業指示書のことであり、各部品箱につけられている。

要するに在庫を自分で持たずに納品する部品メーカーに持たせるやり方です。

どうもこの方式が使われるようになってから世の中が一気に効率化というのを追求し

始めたように思います。

この「かんばん方式」は一世を風靡し、多くの企業がそれに倣いました。

初めは作業の効率化ということでベルトコンベアー方式が採用され、次は動線の効率化で

立ったまま作業をしたり、事務を行ったりというのも出始めました。

最後は人の効率化です。

最少人数で多数の作業をこなすことで作業コストの削減と人件費の削減が行われました。

この人件費の削減が多忙に拍車をかけたわけです。

世論も人件費の削減を支持した結果、多くの企業がデフレ経済が進行に合わせて

取り入れる企業も増えて行ったと思います。

その行きつく先が、いわゆるブラック企業です。

サービス残業が常態化し、残業という奉仕をしないと白い目で見られる、評価が下がる

地位も下がる、成績アップにつながらないということが当たり前になったのです。

ここまでになったのはグローバル化が原因でそれに伴うデフレ経済の進行です。

では、そのような状況を創ったのは誰なんでしょうか?

私たちでしょうか?

違うでしょう。経済の国際的な流動化とともに安く作るために最初は中国、それから

東南アジアなどに生産諸点を移し、安い労働力を背景に品質がそこそこで安価な製品を

造り、輸出入するという流れですが、そもそもの始まりはアメリカの大企業です。

日本は大企業と言っても数は少なくそのほとんどが中小企業で日本の経済を支えて

いました。そして、それを後押ししたのが政府の商法改正です。

これで一気に大企業が市場を独占する下地が整いました。

一方で日本人の大多数が働く中小企業は大企業に対抗するためにコストダウンから

人件費を削減しなければならない状況に追い込まれたのです。

私たちは知らず知らずのうちにその波に飲み込まれ、気づいてみればひたすら働く

ことが称賛されるという時代に突入していたということですね。

これを巻き戻すためには、やはり大企業中心から中小企業にウエイトを置くように

変えて行かなければならないものと思います。

集団から個への回帰です。

一人一人の匠の持つ技能による生産品へと変えて行かないといけないものです。

大企業の行う大量生産ではなく、個の意思が詰まった心の通う製品づくりと

それを支持する購買者の関係を築いていかないといけないということです。

コメント

  1. ねこ より:

    当時、このかんばん方式に違和感を感じてイヤでした。

    「そこまでしなくちゃいけないのかね ? 」と。

    かんばん方式の中身は結構汚いやり方でしたね。

    トヨタの効率と正反対の生産をしているのがフェラーリですね。

    自分たちが決めた生産台数の上限を超える台数は、生産しないらしいです。

    最新の設備、技術があっても結構ゆっくり作ってるみたいです。

    車への愛情を感じます。

    まぁ、一部の富裕層を相手にしてれば利益の出るメーカーだから
    それでいいのでしょうけど、金はあっても乗り手が下手くそ過ぎて
    スーパーカーの動画を見ると事故だらけ。

    タイヤが冷えた状態から、一気にアクセル踏むもんだから激しく
    テールスライドして路肩、ガードレールに突っ込みまくってます。(笑)

    それにしても、中小企業が追い込まれていったのも小泉・竹中政権が
    できてからでしたね。

    非正規が増えたのに国民年金が上がり続けるという異常な政策も
    やってくれましたね。

    他、障害年金のことを調べたら、小泉・竹中政権発足後、成果主義だの
    くされグローバル経済だのがもてはやされてから、精神疾患の人が
    増えていったのか、障害年金の申請が右肩上がりになってました。

    それと、今のトヨタは。車好きのフリをしているけど金そのものが
    本当に大好きなんだなと。

    車自体は、本当に良くなりましたが・・・車が手頃で楽しかった
    時期を過ぎてから、ようやく目に見えない部分がマトモになったのは
    皮肉でしたね。

    今回のコロナウイルスがもたらしたもの、当たり前の日常と常識が
    わずか数ヶ月で崩れていくの見せつけられたというのか・・・。

    北米、日本、欧州の自動車メーカーの、工場の生産が止まり出してる
    とこも出てきましたね。

    • hide229406 より:

      ねこ 様

      今回のコロナウイルス感染の蔓延化で経済活動がかなり
      停滞するでしょう。
      これに対して政府が出した対策が年収300万以下を対象に
      商品券(期限付き、購入商品限定)3万円支給するとか。
      これで落ちた経済を立て直そうとするのには呆れました。

      その他の入れて30兆円規模とか言ってましたが、毎回
      思うのは、こうした経済対策に官僚が間に入ってかすめ
      取ることをすることです。

      つまり、かすめ取れるように使途を拡大解釈して流用
      すると言うやり方ですね。
      結果として、国民には半分しか行き渡らないという
      馬鹿な経済対策なんか意味ないと思います。
      アメリカみたいにドーンとやらないと・・・。

タイトルとURLをコピーしました