日本の教育は、考えると言う力をもぎ取り支配者の思う通りに動くコマにする事

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発達障碍児 社会問題

日本の教育は、考えると言う力をもぎ取り支配者の思う通りに動くコマにする事

そもそも考える力を養う教育を受けていない

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出所が明確でないのですが、言っていることはまさに当を得ています。

日本の学校教育の弊害は思考力を養うものではないということです。
この問題は以前から指摘されており、文部科学省がこの問題の解消に向けて様々な取り組みを
しているように見えますが、的外れのような気がします。

文部科学省によると平成18年に改正された額指導要綱で考える力の育成について

 1 体験から感じ取ったことを表現する
  例) ・ 日常生活や体験的な学習活動の中で感じ取ったことを言葉や歌、絵、身体などを用いて表現する 

 2 事実を正確に理解し伝達する
  例) ・ 身近な動植物の観察や地域の公共施設等の見学の結果を記述・報告する

 3 概念・法則・意図などを解釈し、説明したり活用したりする
  例) ・ 需要、供給などの概念で価格の変動をとらえて生産活動や消費活動に生かす
     ・ 衣食住や健康・安全に関する知識を活用して自分の生活を管理する  
    
 4 情報を分析・評価し、論述する
  例) ・ 学習や生活上の課題について、事柄を比較する、分類する、関連付けるなど
       考えるための技法を活用し、課題を整理する

     ・ 文章や資料を読んだ上で、自分の知識や経験に照らし合わせて、自分なりの
       考えをまとめて、A4・1枚(1000字程度)といった所与の条件の中で表現する
      ・ 自然事象や社会的事象に関する様々な情報や意見をグラフや図表などから読み
       取ったり、これらを用いて分かりやすく表現したりする
     ・ 自国や他国の歴史・文化・社会などについて調べ、分析したことを論述する 

 5 課題について、構想を立て実践し、評価・改善する
  例) ・ 理科の調査研究において、仮説を立てて、観察・実験を行い、その結果を整理し、
       考察し、まとめ、表現したり改善したりする
     ・ 芸術表現やものづくり等において、構想を練り、創作活動を行い、その結果を
       評価し、工夫・改善する

 6 互いの考えを伝え合い、自らの考えや集団の考えを発展させる
  例) ・ 予想や仮説の検証方法を考察する場面で、予想や仮説と検証方法を討論しながら
       考えを深め合う 
     ・ 将来の予測に関する問題などにおいて、問答やディベートの形式を用いて議論を
       深め、より高次の解決策に至る経験をさせる

一部引用→https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/095/shiryo/attach/1329017.htm

といろいろな例をあげて説明はしているが、決定的に欠けているのは「どのように考える
のか」という方法論です。

いくら考えなさいと言われても何をどう考えればいいのかというヒントがない限り従来の
記憶中心主義から抜け出すことは困難です。

また、そうした思考力を高める教育が必要なのは先生自身です。先生自身がこれまでの
記憶偏重主義の洗礼を受けているので、明日から考えさせる教育をしなさいと言われても
無理なのです。

そもそも、文部科学省の中にはこうした思考力を養うためのロジックを見つけさせることを
軽視しているように思え、問題点をほぐらかして学習指導要綱を作っているように思えます。

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